コルト AR15A2 (US M16A2) / Colt AR15A2 (US M16A2) 【突撃銃】 †
アメリカ軍がM16A1に近代化を施した突撃銃。主な変更点としては以下の点が挙げられる。 ・フルオートを廃して3点バーストに仕様変更 1982年にアメリカ全軍に制式採用され、1984年からM16A1に代わって順次更新が開始、1991年に始まった湾岸戦争ではアメリカ軍の主力突撃銃として活躍した。 現在のアメリカ陸軍では、フルサイズの本銃を経て、M4カービンが制式ライフルとして使用されている。同国海兵隊では分隊長等の指揮官にM4を支給しているのを除いて、フラットトップレシーバーを有するM16A4のハンドガードをRASに交換した「M16A4 MWS」が使用されている。しかしその海兵隊も2015年にM4カービンの標準火器として採用(M4選定の理由はコルト M4を参照)し、すぐではないもののその数を減らしていく模様。 A2(及び同様機構を使用するA4・M4)から追加された3点バーストトリガー機構は、フルオートユニットに3回転で止まる歯車とラッチのセットを追加したシンプルなものとなっており、整備面・コスト面で優れた設計である。ただしフルオート機構自体を改変したものであるため、フルオートと併用可能な設計とはなっていない。また、歯車の状態がリセットされないため、バースト中3発撃ち切らなかった場合は次回、残りの弾数分しか発射されないという欠点もある。 (主なバリエーションモデルは、『コルト AR15 バリエーション』を参照) 各種バリエーション †
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