バトル・ロワイアル / BATTLE ROYALE †

　大東亜共和国という日本に酷似した架空の国の中学3年生が"プログラム"という隔離された小島で互いに殺しあうと言う設定で物議を呼んだ異色作。
　映画化や漫画化もされたが、各ジャンルで使用銃器が異なる。
　『PUBG』や『APEX Legends』など2010年代後半に人気を博した「バトロワ」系シューティングゲームの基本ルールが本作に基づくなど、後年の多数の作品に大きな影響を与えた。

小説 †

　1998年の『第五回日本ホラー小説大賞』で最終選考に残ったものの、選考委員から嫌われ大賞を逃したが、1999年に刊行された。

映画 †

　深作欣二監督作品で2000年に映画化された。小説と異なり舞台は現代の日本に変更されている。
　しかし、公開前から激しい論争となり公開中止まで囁かれたが、R-15指定の条件付で公開された。
　2010年に3D映画化。

映画II †

　深作欣二監督の遺作で、息子の深作健太監督のデビュー作。映画版の続編になる。
　この作品でＢＲII参加生徒はFA-MASをモデルにしたと思われる架空銃『03式BR小銃』を使用する。

漫画 †

　ヤングチャンピオンで連載していた漫画版。基本的に原作に忠実な設定だが、一部映画版の設定を取り入れているところもある。
　2011年には続編「バトル・ロワイアル 天使たちの国境」が連載された。

バトル・ロワイアル−執行者たち エンフォーサーズ− †

ヤングチャンピオンで連載。