ハルク / Hulk †
ハルク (原題:Hulk) †
2003年、アメリカ映画
監督:アン・リー
・ストーリー
科学者のブルース・バナー(エリック・バナ)が核物質バイオテクロノジー研究所で実験をしていると異常事故が発生する。彼はとっさの判断で同僚の命を救うが、その代償に大量のガンマ線を浴びてしまう。その日を境に、ブルースの内なる存在が目覚めることになる。それは“怒り”の感情が爆発する時に現れる、凄まじい怪力と銃弾も一切通用しない強靭な肉体を持つ巨大な緑色のモンスター・ハルクだった―――
・作品解説
マーベルコミックスの人気作品の実写化。作品としての評価は芳しくなかったが、小火器以外にもM1エイブラムス戦車やCH-54ターヘ(スカイクレーン)、RAH-66コマンチなどのアメリカ軍の兵器が多数登場しており、マニアにとっては興味深い映画となっている。特に、RAH-66は本作の公開から間もなく開発中止となったため、実写映画への大変貴重な出演記録となった。
インクレディブル・ハルク (原題:The Incredible Hulk) †
2008年、アメリカ映画
監督:ルイ・レテリエ
・ストーリー
放射能実験で大量のガンマ線を浴びた科学者ブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、怒りを感じると巨大な緑色のモンスター“ハルク”に変身する特殊体質を身に付けてしまう。
ブラジルの飲料工場で働くブルースは、Mr.ブルーと名乗る協力者とともに、自らの治療薬開発に取り組む潜伏生活を送っていた。
しかし彼の血清を軍事利用しようと考えるロス将軍(ウィリアム・ハート)は、ブルースを捕獲するためにブロンスキー中佐(ティム・ロス)率いる特殊部隊を送り込む―――
・作品解説
前述の『ハルク』の評判が芳しくなかったために、スタッフ・キャストを一新して再スタートした本作。前作ではハルクに変貌する過程が長く描かれていたが、今回はタイトルロール中で説明を済ませており、テンポよくストーリーが展開していく。