ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ / Terminator: The Sarah Connor Chronicles(TSCC) †

　ターミネーターシリーズ初のTVドラマ版。
　アメリカではFOX TVで2008年1月より第1シーズンが、同年9月より第2シーズンが放送され、2009年4月10日まで2シーズン合計31作で放送終了。
　ファースト・シーズンでは平均で1100万人の視聴者を獲得したが、セカンド・シーズンでは約半分の500万人程度に落ち込んだため、FOXは次シーズンの製作をキャンセルした。

　日本国内では2009年1月よりDVDレンタルが開始。
　地上波放送でも2009年10月17日より、フジテレビ系列の土曜ドラマ枠(23:10〜)でファースト・シーズンの放送が開始された。
　セカンド・シーズンの放送も引き続いて決定している。

　本作は『ターミネーター2』の事件後の世界が舞台となっているが、2004年公開の『ターミネーター3』および2009年公開の『ターミネーター4』とは異なる時系列での出来事と設定されており、物語として連続関係は無い所謂「パラレルワールド」である。

　（「ターミネーター」シリーズの映画・ゲーム・小説ページはこちら。）

ファースト・シーズン †

　サイバーダイン社が開発することになる予定の軍事システム「スカイネット」の研究データを破壊して5年、1997年に起こるはずだった「審判の日」は阻止された（ターミネーター2）。
　サイバーダイン社の技術者であったダイソンを殺害した容疑でFBIに追われる日々を送っていたジョン・コナーとサラ・コナーの前に、彼らを抹殺するために新たなターミネーター・T-888が送り込まれてきた。しかし、反乱軍(未来のジョン)も自らと母親を守るためにリプログラムされた女性型ターミネーター・TOK715＝キャメロン・フィリップスを送り込んでいた。

　キャメロンから新たな「審判の日」が2011年に迫っていることを知らされたコナー親子は逃亡生活をやめ、再び立ち上がる決意をする―。

セカンド・シーズン †

　スカイネットの原型となる人工知能『ターク』の奪取に失敗したサラの元に、未来から傷ついたレジスタンスが訪れる。彼が命がけで残した謎の「リスト」を元に、サラ達は将来、味方になる人物、あるいはスカイネット開発に携わる人物を捜し始める。
　一方、密かに現代に潜入し、ハイテク企業『ゼイラ』のトップに納まったT-1001（T-1000改良型）は、入手した『ターク』を基礎に、新型人工知能の開発プロジェクト『バビロン』を立ち上げる。果たして、『バビロン』はスカイネットの原型なのか？
　さらに、未来からは女性レジスタンス、ジェシーが、また異なる目的を持って現代にタイムスリップ。サラ、T-1001、ジェシー、3者はそれぞれの思惑を胸に動き始めた――。

外部リンク †

・ワーナー・ブラザース・ジャパン TSCC公式サイト
・TSCC フジテレビ公式サイト