オペレーション・フラッシュポイント / Operation Flashpoint †
2001年に販売されたリアル志向のミリタリーシューティングゲーム。初代はBohemia Interactive Studio(以下BISと表記)が製作し、同社によるOperation Flashpoint 2の製作が予定されていた。しかし、パブリッシャーのCodemastersとBISの間で方向性の違いが生じ、『BISのOperation Flashpoint 2』はArmed Assaultとして発売されている。
一方のコードマスターズ社は自社独自で「Operation Flashpoint: Dragon Rising」の開発を行い、2009年10月に海外で発売した。
なお、コードマスターズ社は2007年に日本法人「コードマスターズ株式会社」を立ち上げており、前述のOFP:DRの日本版も発売された。
余談だが、BIS側は「コードマスターズが同作において使用する権利があるのはOperation Flashpointという名称だけであり、ゲームシステムその他の使用権はBISにある」と主張し、両者の間には不穏な空気が流れている。
その後「Operation Flashpoint」というタイトルの使用権はコードマスターズのものとなったが、世界観や地名、キャラクターなどの使用権はBIS側のものとなった。そしてBISは続編としてArmed Assaultから始まるARMAシリーズを出しており、2020年時点でシリーズは継続中である。
2010年8月、コードマスターズは最新作「Operation Flashpoint: Red River」を正式発表し、2011年にPC/PS3/Xbox360で発売した。が、その後シリーズはストップしたままである…。
Operation Flashpoint / オペレーション フラッシュポイント †
2001年
Bohemia Interactive Studio
第一作目、BIS製作のOperation Flashpointは最初で最後になる。キャンペーンは標準のCold war Crisisと拡張パック第1弾のRed hammerと第2弾のResistanceの3つとなっている。
Operation Flashpoint: Dragon Rising / オペレーション フラッシュポイント:ドラゴンライジング †
2009年
Codemasters
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/PS3
時は2011年、日本の北部に位置する架空の地「スキラ島*4」で資源を求める大国同士が激突する。
プレイヤーは米海兵隊員として、中国人民解放軍との戦闘に身を投じる。
CodemastersによるOFPで、本作もリアリティを売りにしている。
アームドアサルトと同様にミッションエディッターも搭載している(PC版のみ)が、操作方法などは異なる。
Operation Flashpoint: Red River / オペレーション フラッシュポイント:レッドリバー †
2011年
Codemasters
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/PS3
コードマスターズによるOFP二作目。前作とは異なり、実在する国タジキスタンを舞台にしている。
2013年、中央アジア・タジキスタンで反政府活動が活発化。事態を憂慮したアメリカは隣国アフガニスタンに駐留していたアメリカ海兵隊による軍事介入を行うが、時同じくして中国人民解放軍も侵攻を開始する。