RONIN
1998年、アメリカ映画
監督:ジョン・フランケンハイマー
・ストーリー
フランス・パリ。各方面のプロフェッショナル達が、詳細不明なあるブリーフケースを盗み出すという依頼を請け召集された。
チームメンバーは、戦略に通じたアメリカ人サム(ロバート・デ・ニーロ)、フランス人コーディネーターのヴィンセント(ジャン・レノ)、東欧圏の電子工学専門家グレゴール(ステラン・スカルスゲールド)、アメリカ人の腕利きドライバー ラリー(スキップ・サダス)、武器の専門家スペンス(ショーン・ビーン)。
顔を見せない依頼主≪車イスの男≫からの指示は、ディアドラ(ナターシャ・マケルホーン)という連絡係の女を通じてのみ行われる。
風光明媚なニース。ブリーフケースを持つ標的の一団を白昼の町中で待ち受けて、大胆なやり口で見事ケースの強奪に成功したチームだったが―――
・作品解説
ちなみに、最後まで詳細が不明なブリーフケースの中身はマクガフィン*1である。ただし、劇中の台詞などから「IRA(アイルランド解放戦線)が資金調達の為に東欧系マフィアから強奪して、ロシアの地下組織に売却する手筈だった」という多少の設定は明らかになっている。