レーザーサイト / Laser sight † アメリカ人のセオドア・H・メイマンが1960年に発明したレーザー(Light Amplifcation by Stimulated Emission of Radiation)の直進性を利用した光学照準器。LAM(レーザー・エイミング・モジュール)とも。 従来、光の色は赤色が主流だったが現在では、より視認性の良い緑色を使用するものも増えており、アメリカ陸軍では徐々に緑色タイプへの更新が進んでいるという。 初めて登場した銃器用の市販レーザーサイトは、80年代半ばにリボルバー用として発売され、ライフル用のスコープ並みのサイズに加え、グリップエンドに取り付ける握りこぶしほどのバッテリーがセットであった。映画『ターミネーター』で使用されたのもこれで、バッテリーはコードを介して衣装の懐に隠していた。しかし、現在では小型化が大きく進み、フレームのデッドスペースに組み込んだものを始め、果ては拳銃のグリップパネル(レーザーグリップ)、リコイルスプリングガイドやリアサイト、さらにはウェポンライトに照射器を内蔵したものも登場している。 ところで、目標に当たったレーザーは当然見えるものの、その途中の“光線”は意外に視認しにくい。レーザー光は直進性が高いため、反射する物のない澄んだ空気中では、ほとんど横に光が漏れないためだ。 このページの画像はCrimson Trace社から転載しています。
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