アームド・アサルト / Armed Assault †
Bohemia Interactive Studio
オペレーション・フラッシュポイントの事実上の続編であるが、Bohemia Interactive StudioがパブリッシャーのCodemastersと方向性の違いから決別した為にタイトルが変更されている。内容としてはオペレーション・フラッシュポイント同様リアルさを重視したものとなっている。プラットフォームは全作PCのみ。
続編として2009年にARMA 2、2011年にはARMA 3も発表されている。
Armed Assault †
2007年
大西洋にある架空の島、サーラニ (Sahrani) を舞台に米軍(US Forces)とサーラニ王立陸軍(RACS)対サーラニ解放軍(SLA)の戦いが描かれている。
キャンペーンでは、教練活動で南サーラニ王国に派遣されていた米軍が、突如攻め込んできたサーラニ解放軍と南サーラニ王立軍の衝突に巻き込まれる。
主人公は存在せず、無名(プレイヤーが設定し)の1兵士を操作してゲームを進めていく。
オペレーション・フラッシュポイントにあったミッションエディッターは今作でも健在で、有志による追加ミッションも多々ある。
北米ではArmA: Combat Operationsというタイトルで販売されている。
ARMA 2 †
2009
北欧の架空の国家"チェルナルース" (Chernarus)、この国では長い政情不安定の影響で共産主義国家主義者(以下ChDKZ)と民主主義の政府が対立し内戦が激化。2008年、選挙に敗北したChDKZは遂に軍事力でチェルナルース北部とロシアの再統合を試みるが作戦は失敗に終わる。この事でChDKZの勢力は北部への撤退を迫られる。しかし、翌年秋にChDKZはチェルナルース政府軍(以下CDF)をも上回る規模の勢力で反撃を開始する。ChDKZの勢力は瞬く間にチェルナルースの国土の北半分を制圧、チェルナルースからの独立を宣言した。追い詰められたチェルナルース政府はNATOへの支援を要請。これによってアメリカ海兵隊の第27海兵隊遠征隊の派遣が決定する。
キャンペーン『Operation Harvest Red』では上述のシナリオをフォース リーコンの"Razor Team"に所属するMatthew "Coops" Cooperとして体験することになる。マルチエンディングを採用しており、プレイヤーの行動次第で展開が変化する。
2009年に販売が開始された最新作だが、存在自体は前作のアームド・アサルト販売以前から知られていた。
前作からはグラフィックが向上した為、要求スペックは高くなった。また、インターフェイス、システムも改良されRTSのような部隊単位の指揮や副次的な目標を自動で生成する機能なども追加された。
2011年6月からはシングルプレイ等を省略し、テクスチャ等のクオリティを下げたものがARMA 2 Freeとして無償で提供されている。
バージョン 1.05で追加されたミニキャンペーン。AH-64Dのパイロット"Ed Winter"としてチェルナルース侵攻作戦に参加する。ただし、ここで言う侵攻作戦は本編のものとは全く関係が無い。
ARMA 2 Operation Arrowhead †
2010
ARMA 2の拡張パック。基となったARMA 2に陣営・銃器・兵器・マップ・キャンペーンミッションなどが追加するものだが、単体でも起動は可能。
システム面でも進化が見られ、従来作品では見た目だけだったレーザーサイトやタクティカルライトはちゃんと機能するようになっている。
また、光学照準器やスコープなどが装着されている銃は照準器のゼロイン調整も可能になった。
ARMA 2 Reinforcements †
2011
Operation Arrowhead(以下OA)で改善されたゲームエンジンを基とした拡張パック第2弾。
イギリス陸軍や民間軍事企業のユニットが追加される。
ダウンロード販売のみだったOA用アドオンパック『British Armed Forces』と『Private Military Company』の詰め合わせだが、OAが必要だった各アドオンパックと異なりこちらはReinforcements単体でも動作する。
ARMA 3 †
2013
これまでの作品が近現代を題材にしているのに対し、2030年の近未来を題材にしている。地中海の架空の国を舞台に、アルティス及びストラティス共和国にてNATO軍とカントン協定戦略条約同盟(CSAT)のイラン軍部隊(DLCでは中国人民解放軍部隊とアフリカ諸国軍部隊が登場)の戦いを描く。
一部を除く武器はカスタム可能でACOG、ホロサイト、ダットサイト、サプレッサー、フラッシュライト、IRレーザーサイトなどアクセサリパーツを装着できる。
分類 | 銃器名 | 備考 |
自動拳銃 | P07 | − |
4-five |
短機関銃 | Vermin | − |
突撃銃 | MX | 6.5×39mm GLはメタルストーム3GLを装着 |
MX 3GL |
MXC |
SPAR-16 | DLC『Apex』『Contact』より登場(CTRGが主に使用) GLはAG36を装着 |
SPAR-16 GL |
SDAR | 水中用弾も使用可 |
DMR | MXM | − |
Mk-I EMR | DLCより登場 SG556 DMR |
SPAR-17 | CTRG部隊が使用 |
MAR-10 | DLCより登場 ノーレン"バッドニュース" |
小銃 | M320 LRR | − |
軽機関銃 | MX SW | − |
SPAR-16S | CTRG部隊が使用 |
SPMG | 338.ノルママグナム |
対物火器 | PCML | − |
Titan MPRL |
Titan MPRL Compact |
分類 | 銃器名 | 備考 |
自動拳銃 | Rook 40 | − |
回転式拳銃 | Zubr .45 | − |
短機関銃 | Sting | − |
突撃銃 | Katiba | 6.5×39mm GLはML40を装着 |
Katiba GL |
Katiba Carbine |
Type 115 | 2種類の弾(6.5×39mm、50BW)を使う架空銃 DLC『Apex』『Contact』より登場(ヴァイパー部隊が使用) |
CAR-95 | DLC『Apex』『Contact』より登場 GLはQLG-10を装着 |
CAR-95 GL |
CAR-95-1 |
SDAR | 水中用弾も使用可 |
DMR | ASP-1 | 12.7×54mm |
Rahim | − |
Cyrus | ドラグノフが原型? 9.3×64mm DLCより登場 |
CMR-76 | DLC『Apex』『Contact』より登場 |
軽機関銃 | Zafir | 7.62×54mmR |
NAVID | 9.3×64mm |
小銃 | GM6 Lynx | − |
対物火器 | RPG42 | − |
Titan MPRL |
Titan MPRL Compact |
ARMA 3 Apex †
2016
ARMA 3 Contact †
2019
ARMA 3 Western Sahara †
2021
正確にはRotators Collective社が開発したクリエイターDLCだがARMA3本編と世界観を共有している。
分類 | 銃器名 | 備考 |
散弾銃 | AA40 | CTRGが所持 |
突撃銃 | Velko R5 | CTRG、CSATが所持 GLはCTRGのみ |
Velko R5 GL |
DMR | SLR | CSATが所持 |
SLR GL |
軽機関銃 | SA-77 |
SA-77 Compact | CTRGが所持 |
擲弾発射器 | GLX | ベレッタ GLX160 CTRGが所持 |