フィンガーグルーブ / Finger groove

ホーグ製ラバーグリップ

 フォアエンドやグリップ、あるいはトリガーガードなど、手で保持する部位で指を掛ける個所に設けられている溝やくぼみ、または段差形状のこと。
 フィンガーチャンネルまたはグリップチャンネルとも呼ばれる。グルーブ、チャンネルは、両方とも“溝、くぼみ”を意味する。

 エルゴノミクスデザインの一種で、手指の接地面積が増し、保持力を高める効果がある。
 しかし当然ながら、溝に手のサイズが合わないと、かえって握りづらくなる。グロックシリーズでは第三世代モデルからグルーブが設けられたが、ユーザー総数が多い故にこの変更を嫌うユーザーからの批判も多かった。

 形状は様々で、グロックシリーズ(Gen.3〜4まで)のように指数分の溝が波状に設けられたものや、M16A2のように段差が1つしかないものもある。
 フィンガーグルーブ仕様にするには、グリップ自体を加工するか、ラバー製アクセサリー(ホーグ社やパックマイヤー社が有名)を上から装着する。ちなみに本ページの画像はホーグ社製グロックラバーグリップである。
 逆にユーザーがグルーブを削り落としたり、サードパーティからグルーブの無いグリップやフレームが販売されることも恒例である。

 

このページの画像はホーグ社から転載しています。
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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ワンオフ感とか専用銃とかを主張したいときにはこれつけても良さそうですね -- 2015-12-25 (金) 23:06:44
  • 割とデザインによりけりだと思いますけどね。P99やVP9のフィンガーグループなんかはデザインにうまく融け込んでいてゴツさの演出に一役買っていると思います。 -- 2015-12-25 (金) 23:28:45
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Last-modified: 2021-01-22 (金) 23:02:31 (1413d)