ユニバーサル・ソルジャー / Universal Soldier †
死亡した人間の肉体に蘇生手術を施し、どんな命令にも従うように調整した不死身の兵士ユニバーサル・ソルジャー。そんな造られた存在であるユニソル達の戦いを描いたSFアクション。
映画2作品の他に、ビデオリリース2作品(『Universal Soldier II: Brothers in Arms』、『Universal Soldier III: Unfinished Business』)が製作されている。
ユニバーサル・ソルジャー (原題 Universal Soldier) †
1992年、アメリカ映画
監督:ローランド・エメリッヒ
・ストーリー
アメリカ軍兵士のリュック(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)はベトナム戦争で命を落とすが、その死体は蘇生させられ特殊部隊「ユニバーサル・ソルジャー」の一員に加えられる。GR44として蘇ったリュックには生前の記憶は無く、上官のペリー大佐(エド・オロス)に命令されるがまま機械的に任務をこなしていく。
しかし、ユニソル計画の特ダネを追うテレビレポーターが無断で指揮トレーラーに潜入。リュックは彼らに銃を向けるが、その瞬間ベトナム戦争時の記憶が蘇ってしまう。錯乱状態に陥ったリュックは、レポーターに銃を向ける他のユニソルを射殺して逃亡を図ることに。そんなリュックを追うのは、GR13として蘇ったかつての戦友スコット(ドルフ・ラングレン)だった―――
ユニバーサル・ソルジャー/ザ・リターン (原題 Universal Soldier: The Return) †
1999年、アメリカ映画
監督:ミック・ロジャース
・ストーリー
新世代のユニバーサル・ソルジャー計画のテクニカル・アドバイザーとなったリュック(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)。旧世代ユニソルの能力をはるかに凌ぐ「ユニソル2500」の実戦投入は秒読み段階だった。しかし、冷戦下の不安定な状況でプロジェクトは中止に追いやられてしまう。この事態に軍のスーパーコンピューター・S.E.T.H(Self Evolving Thought Helix)は自らが管理するユニソル2500を率いて反乱を企てる。リュックはS.E.T.Hとユニソル2500の暴走を阻止するため、再び戦いの中に身を投じるのだった―――
ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション (原題 Universal Soldier: Regeneration) †
2009年、アメリカ映画
監督:ジョン・ハイアムズ
・ストーリー
ロシア首相の子供がテロリストに誘拐される。彼らはチェルノブイリ原子力発電所を占拠し、政治犯の解放を要求。そして要求に応じない場合は、原子炉を爆破すると脅迫してくる。遺伝子段階から調整を受けた次世代ユニソル“NGU”(アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキー)を擁し、鉄壁の防御を敷くテロリスト。
彼らに対抗するため、アメリカ軍は第1世代ユニソル(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)を呼び出す―――