スワガー・サーガ / Bob Lee Swagger & Earl Swagger Series †
著:スティーヴン・ハンター
ベトナム戦争で伝説的活躍をした海兵隊スナイパー「ボブ・リー・スワガー」と、太平洋戦争で海兵隊員として英雄となった警察官であるボブの父親「アール・スワガー」の活躍を描いた一連のシリーズ。「ダーティホワイトボーイズ」は、スワガー家に因縁のある凶悪犯ラマー・パイの物語である。
本シリーズでは、「極大射程」以降の現代*1を舞台とした作品でボブの活躍を、「悪徳の都」以降の作品で、太平洋戦争後を舞台として父アールの活躍を描いている。
なお、「スワガー・サーガ」のシリーズ名は、扶桑社から邦訳刊行時にオビ等で使われたもの。
小説 †
極大射程 (原題:Point of Impact) †
ダーティホワイトボーイズ (原題:Dirty White Boys) †
ブラックライト (原題:Black Light) †
狩りのとき (原題:Time to Hunt) †
悪徳の都 (原題:Hot Springs) †
最も危険な場所 (原題:Pale Horse Coming) †
ハバナの男たち (原題:Havana) †
四十七人目の男 (原題:47th Samurai) †
長いインターバルを挟んでの四作目。ボブが日本AV業界の首領「ショーグン」と戦う怪作。
黄昏の狙撃手 (原題:Night of Thunder) †
全米最大のストックカーレース「NASCAR」が行われる街ブリストルを舞台に、何者かに襲われた娘ニッキのために戦うボブ・リーを描く。
蘇るスナイパー (原題:I,Sniper) †
デッド・ゼロ 一撃必殺(原題:Dead Zero) †
ソフト・ターゲット(原題:Soft Target) †
第三の銃弾(原題:The Third Bullet) †
スナイパーの誇り(原題:Sniper's Honor) †
Gマン 宿命の銃弾(原題:G-Man) †
1930年代を舞台に、ボブ・リーの祖父、チャールズ・スワガーと、伝説的アウトロー、レスター・《ベビーフェイス・ネルソン》・ギリスとの死闘を描く。
映画 †
ザ・シューター 〜極大射程〜 (原題:Shooter) †
2007年、アメリカ映画
監督:アントワーン・フークア
ボブ・リー・スワガーシリーズの第1作、『極大射程』の映画作品。ベトナム戦争から大いに時代が隔たったため、登場人物の背景設定が原作から大きく変更されている。
テレビドラマ †
ザ・シューター シーズン1(原題:Shooter - Season1) †
ボブ・リー・スワガーシリーズの第1作、『極大射程』のドラマ化作品。映画以上に原作に忠実だが、ボブ・リー・スワガーがアフガニスタン帰還兵となっていたり、ロシア・ウクライナ情勢を下敷きにするなどの変更点がある。
ザ・シューター シーズン2(原題:Shooter - Season2) †