KAC SR-25 / Knight's Armament Company SR-25 【自動小銃(狙撃銃)】 †![]()
ユージン・ストーナーとアメリカのナイツ・アーマメント社が開発した.308口径セミオートマチックスナイパーライフル。 SR-25はKACの高い技術力により、標準仕様で0.75MOA、マッチ仕様で0.5MOA*1と、セミオートライフルとしては驚異的な精度を持つ。米軍に制式採用された本銃を先駆けとして、以降様々なAR10タイプのライフルが競って作られたが、2012年時点で、いずれの製品も標準仕様で1.5MOAを超える精度には到達していない。 バレル長の異なる4タイプが存在し、それぞれ「マッチ(競技用)」「LW(Light Weight/軽量)マッチ」「カービン」「スポーター」の名を持つ。中でも「マッチ」は、各種ナイツ製アクセサリー*2と共に、システムスナイパーウェポンとして軍に納入されているモデルのベースである。 アメリカ海軍と同海兵隊で「Mk.11」の名で採用されているほか、2005年には同陸軍のM24 SWSの後継として、本銃の発展型が「M110 SASS」の制式名で採用された。なおUSSOCOMでは、既存のMk.11を、M110のアッパーアセンブリに換装したモデルを「Mk.11 Mod 1」、M110のコンプリートモデルを「Mk.11 Mod 2」としている。またアメリカ国外では、イスラエル国防軍とオーストラリア軍で本銃が採用されている。 M110採用後は、SR-25はシビリアンモデルの名称となり、M110に準じた仕様に更新された。フォアエンド部はRASからURX(Upper Reciever eXtending)に置き換えられ、ボディはアンビのマガジンリリースとボルトリリースボタンを備えたものとなり、カートディフレクターはオプションではなく、オリジナルAR同様のレシーバー一体型とされた。名称も「SR-25 EM(Enhanced Match)」へと改められている。
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