ソードオフ / Sawed off † 散弾銃の銃身(バレル)か銃床(ストック)、もしくはその双方を短く切り詰める事。 全長が短くなり重量も低下することで、ホルスターやコート、ケースの中に収めて携帯しやすくなり、屋内での取り回しもよくなる。 その性質上、戦場での利用は少ないが、アメリカ南北戦争では騎兵の武器として使われた他、第一次世界大戦の塹壕戦では短機関銃の始祖となるMP18を開発したドイツ軍に対して、アメリカ軍は銃身を切り詰めた散弾銃を投入して応戦した。「トレンチ(塹壕)ガン」とも呼ばれるこうしたショットガンの有効性を再認識したアメリカ軍は、その後も軍用ショットガンを採用し続けることになる。 以上のような性質によって、ソードオフには常に背徳的かつ凶悪なイメージが付きまとうため、フィクション上でソードオフ散弾銃が登場する場合、悪役もしくはアンチヒーローなど、アングラ臭の強い人物が使用することが多い。またその種類は水平二連式が多い。水平二連式の方が装填時に折る角度が浅いため再装填が素早く行え、近距離の乱戦で僅かでも有利であるためである。 最新の10件を表示しています。 コメントページを参照
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