DRDタクティカル パラートゥス 7.62 / DRD Tactical Paratus 7.62 【自動小銃】 †
モデル | 全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
16インチバレルの場合 | ?(890)mm | 4.2kg | 7.62mm×51 | 20 | S | アメリカ |
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アプタス(16インチ) | ?(890)mm | 3.2kg | 5.56mm×45 | 30 | S | アメリカ |
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アメリカのDRDタクティカル社が製造している、秘匿性・携行性を重視した簡易組み立て式セミオートライフル。「P762」とも略される。
「パラートゥス」はラテン語で「準備、用意」の意。
設計はコブ・マニュファクチャリング社でAR15ベースのモジュラーライフルの開発に携わっていたSwetal K. Patelによる。
全体的なシルエットやガス直噴方式/ロータリーボルトといった作動方式はAR10/AR15に似ているが、ボルトキャリアとリコイルユニットの形状は大きく異なっている。ボルトキャリアはAR10/AR15のものより短くなり、ガスキーの上部にはアッパーレシーバー内にリコイルユニットを収納するための“コの字型”の部品が付いている。この設計により、従来ストック内にリコイルユニットを収めていたAR10/AR15と違い、ストックの折り畳みが可能となっている。
また、独自のテイクダウンシステムによって、ブリーフケースやバックパックに収まるほどに小さく分割可能。組み立ては、まずレシーバー左側に追加されたチャージングハンドル(ボルトと連動しない)を引いて、ボルトを後退位置で固定する。次に、バレルとガスチューブをアッパーレシーバーに挿しこみ、バレルナットを回して固定。最後にハンドガードをバレル前方から入れ、ハンドガード後部にあるロックピンと締め具で固定する。組み立て・分解作業は、慣れれば1分もかからないという。
初期モデルのレシーバーはニッケルフィニッシュだったが、現行モデルではオーソドックスなブラックフィニッシュに変更となっている。
バリエーションとしては、12インチバレルの「パラートゥス SBR-12」、16インチバレルの「パラートゥス 16」をはじめとして、ハンドガードを延長した「パラートゥス 16-LR」、18インチバレルの「パラートゥス 18-DMR」といったモデルが存在する。別ラインの「アプタス」はAR15に準じたものであり、5.56mm×45弾およびSTANAGマガジンを使用する。
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