ウィンチェスター M1873 / Winchester Model 1873 【小銃】 †
レバーアクションで有名な、西部開拓時代のアメリカを代表するライフル。「西部を征服した銃」(Gun that won the West)とも呼ばれた。 その後もハンティング用により強力なカートリッジに対応したM1876、M1886などが登場したが、1892年にはM1873に新設計のレバーアクションを導入することで小型・軽量化したM1892が登場した。 実際に「西部時代」と呼ばれる時代において活躍したのはM1873で、M1892などの後期モデルの登場時にはこうした無法時代は終了していたが、その時代の現物が多く残っていたために後の西部劇映画ブームにおいては多くがM1873代わりに使用された。特に、名優ジョン・ウェインと彼の使用するM1892は一世を風靡したといえる。 本家ウィンチェスターでの製造は1945年に一度終了したが、2006年のジョン・ウェイン生誕100周年では記念モデルが作られ、これを機に再び生産を再開している。他社製クローンモデルも人気は高く、.22LRや.357マグナム、.410ゲージなども含む多種多様な弾薬に対応したラインナップが21世紀現在でも生産が続けられている。
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