FBラドム MSBS "ラドン" 【突撃銃】 †
MSBS(Modulowy System Broni Strzeleckiej:モジュラー火器システム)ライフルはポーランドにおいて同国陸軍の次世代ライフルとして2007年から開発中の突撃銃。愛称はラドン(Radon)。開発はワルシャワのWAT(軍事技術アカデミー)とFBラドム社*1が合同で行っている。 作動方式はショートストロークのガスピストンを用いたガス圧利用方式で、手動操作のガスレギュレーターが備えられている。アッパーレシーバーはアルミ合金製で、ストックやグリップ部などは樹脂製となっている。排莢方向は左右のスイッチが可能、セレクターやチャージングハンドルはアンビ仕様となっている。ピカティニーレールやSTANAGマガジンが採用されており、NATO規格の各種アクセサリとの連携が可能となっている。 組み替え可能なモジュールは、一般的なライフル形態のK(Klasyczny:クラシック)モデルと、ブルパップ形態のB(Bezkolbowy:ブルパップ)モデルをベースとして、ヘビーバレルを装備した軽機関銃モデルや、高精度バレルと2ステージトリガーを装備したマークスマンライフルタイプ、10インチ銃身を装備したカービンモデルなどに換装可能である。専用のサイドスイング式アンダーバレルグレネードランチャーも用意されている。
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