チアッパ ライノ / Chiappa Rhino 【回転式拳銃】 †
ライノは、イタリアのチアッパ・ファイアアームズが開発した回転式拳銃である。設計者は、マテバシリーズ(2006M、6 Unica)を手掛けたアントニオ・クダッソとエミリオ・ジゾーニの2人。護身用やコンシールドキャリーを想定しており、最初に登場したのは短銃身モデルで、シリンダーの形状は角が取れた六角形になっている。名称の由来は、スナブノーズとフロントサイトのシルエットが、サイ(Rhino)の頭部を連想させる所からきている。また銃本体にも、サイの頭部を表したロゴが印されている。2009年に登場。 マテバシリーズ同様、発砲時の跳ね上がり軽減のため銃身を低位置に設けるべく、シリンダーの下側の薬室と銃身尾を接続する独特な構造を持つ。一見するとハンマーに見える部分は、内蔵式ハンマーをコックするためのレバーであり、これを操作してシングルアクションでの発射も可能である。ダブルアクションで発射する場合は、コッキングレバーを操作せずにそのままトリガーを引けばよい。シリンダーラッチはコッキングレバーのすぐ近くにあり、リロードする時はシリンダーを左側にスイングアウトする。 3インチバレル以上のモデルでは、銃身上部に軽量化用の肉抜き穴(銃身長により数が異なる)と、銃身下部にアクセサリーレールが搭載されている(6インチバレルは銃身上部にも搭載)。表面処理は、ブラックとハードクロームの2種類。
このページの画像はチアッパ・ファイアアームズから転載しています。
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
最新の10件を表示しています。 コメントページを参照
|