ミルコー MGL / Milkor MGL 【擲弾発射器】 †![]()
南アフリカ共和国のミルコー社が1981年に開発した6連発型軍用リボルビング・ グレネードランチャー。連発型グレネードランチャーの先駆けともいえる製品である。 弾薬はNATO規格の40x46mmを使用。ダブルアクションのリボルバー拳銃のように装填、排莢を手動で行い、トリガーを引く度に自動で次弾を発射可能である。ただしシリンダーが巨大なため、事前に弾倉を左方向に手動で回転させてバネを巻いておく仕組みとなっている。 1996年にはユーザーからのフィードバックを受け、改良された『MGL Mk1』が開発され、さらに2004年には『Mk1S』と『Mk1L』が登場している。Mk1S・LではMk1のアルミフレームがスチールフレームになって強化され、フォアエンド部に4面のピカティニーレールが追加された。Mk1Lでは非殺傷弾をはじめとするより多くの弾薬に対応できるよう、シリンダー(弾倉)の長さが140ミリに延長されている。 ミルコー社には輸出能力がなかったため初期にはアームスコー社、ダネル社などに海外販売を委託していたが、2005年にはアメリカのエイブラムス・エアボーン・マニュファクチャリング社と提携で子会社「ミルコーUSA」社を設立。アメリカ軍への販売が可能となり、売り込みを開始した。 本国南アフリカ軍を含め世界各国の軍・法執行機関で採用されているほか、クロアチアRH Alan社ではクロスライセンス契約により『RGB-6』の名称で生産されている。 このページの画像はMilkor Marketingから転載しています。
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