イジェマッシ サイガ12 / Ижмаш Сайга-12 【散弾銃】 †
モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
Saiga-12 | 1145mm | 3.8kg | 12ゲージ | 2/5/8/10/12/20/30 | S | ロシア アメリカ |
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Saiga-12S | 1060mm | 3.6kg |
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Saiga-12K | 910(670)mm | 3.5kg |
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Saiga-20 | 1129mm | 3.5kg | 20ゲージ・スラッグ弾 | 2/5/8 |
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1990年代にイジェマッシ社が開発した、同社のAK47ベースのセミオート民間向けモデル「サイガ」シリーズの散弾仕様。
AKシリーズのような感覚で脱着式のボックスマガジンで装填ができるため、ショットガンのマッチレース等、民間で大きな人気を持っている。外寸はほとんど従来のAK47系統と同等であり、サードパーティ製のハンドガードやストックといったパーツは大半が共用可能である。
従来のセミオート、しかも脱着式マガジン給弾散弾銃は信頼性に難があるものが多かったが、サイガ12はAK47同様の非常に高い信頼性を持っており、ベネリ M3などの旧来のセミオート散弾銃と比べても高い連射性能を持つ。ロシア製品ながら、手軽に使えるセミオート散弾銃ということでアメリカでの人気は非常に高く、専門のカスタム品メーカーも多い。
なお現在、ロシアは規制によってアメリカへ銃器の輸出が出来ないため、現地会社として立ち上げられたカラシニコフUSAによってアメリカ国内での製造・販売が行われている。
マガジンは標準の5連・8連・10連のボックスマガジン、またはサードパーティ製の10連・12連・20連・30連のドラムマガジンなどが使用可能である。
日本でも入手可能であり、アサルトライフルのようなスタイルの為人気の高い銃の一つである。またライフルを所持することが禁止されているギリシャでも日本と同じ理由で人気がある。日本仕様は法律に合わせストックがグリップと一体のものとなり、装弾数も2発になっている。
モデル | 特徴 |
Saiga-12 | 12ゲージ仕様のベーシックモデル。銃身長は580mmで固定ストック、グリップは無い。 |
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Saiga-12S | サイガ12にAK74Mと同じ折畳銃床とピストルグリップを装備したモデル。 |
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Saiga-12K | サイガ12の法執行機関専用モデル。 銃身長が430mmになっている以外はサイガ12Sと同じ。 以下同様に「K」が付くモデルは法執行機関専用。 |
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Saiga-20 | 20ゲージ・スラッグ弾専用モデル。 銃身長は570mmで固定ストック、グリップ無し。 |
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Saiga-20S | サイガ20にAK74Mの折畳銃床とピストルグリップを装備したモデル。 |
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Saiga-20K | 法執行機関専用モデル。 銃身長が430mmになっている以外はサイガ20Sと同じ。 |
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Saiga-410 | .410ゲージモデル。 |
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Saiga-410S | サイガ410にAK74Mと同じ折畳銃床とピストルグリップを装備したモデル。 |
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Saiga-410K | 法執行機関専用モデル。 銃身長が330mmになっている以外はサイガ410Sと同じ。 |
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Saiga-410K-01 | スタイルをさらにAK74Mに近づけたもの。10発弾倉が使用される。 |
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Saiga-410K-02 | スタイルをAKS74タイプにしたもの。10発弾倉が使用される。 |
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Saiga-410K-04 | スタイルをAKS74Uタイプにしたもの。10発弾倉が使用される。 |
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外部リンク †
・IZHMASH SAIGA-12
・IZHMASH Saiga 12 ムービー