原作はマーベルコミックの人気シリーズ。
主人公はギャング同士の抗争で家族を殺されたベトナム帰還兵のフランク・キャッスル。復讐に燃えるキャッスルは、トレードマークであるスカルマークのTシャツを着て、社会に蔓延る表向きには罰することの出来ない悪人を次々と処刑するパニッシャーとなった。
1989年の映画版は基本的に原作のストーリーに準拠しているが、主演のドルフ・ラングレンの気紛れでスカルマークを衣装に取り込むことは無かった。2004年の映画版では多少設定の変更がなされている。キャッスルはベトナム帰還兵ではなかったり、家族はマフィアの仇討ちによって殺されるなど。2008年には、バイオレンスさに磨きがかかった『パニッシャー:ウォー・ゾーン』が制作された。
THQからは3人称視点ACTゲームとしてリリースされている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
フランク・キャッスル/パニッシャー | IMI デザートイーグル | カスタムモデル (架空のエクステンションバレル) |
サコー M60E3 | S&W M276グレネードランチャー装着 カジノ襲撃時に使用 | |
MAC M11 | 埠頭での銃撃戦で使用 | |
モスバーグ M500 | ||
フランキ スパス12 | フォールディングストック装着 廃遊園地で使用 | |
コルト XM177 | 終盤ではサプレッサー装着 M727かも? | |
トンプソン M1928 | 発砲無し | |
水平二連式散弾銃 | ソードオフモデル | |
フランコ | IMI マイクロウージー | サプレッサー装着 ストックレス 終盤で使用 |
マフィア構成員 | 1911 | − |
IMI ウージー | ||
ヤクザ構成員 | IMI ウージー | − |
IMI マイクロウージー |
・ストーリー
法の目をかいくぐり、絶対的な力によって裏社会を支配する資産家ハワード・セイント(ジョン・トラボルタ)。ある夜、セイントの溺愛する息子・ボビーが密輸取引の現場でFBI捜査官に射殺された。ボビーを死に至らしめた一人の男、FBI潜入捜査官フランク・キャッスル(トーマス・ジェーン)の存在を知ったセイントは、フランクへの報復を誓う。
一方、任務を終えたフランクは休暇をとり、家族と幸せなひと時を過ごしていた。そこへ、セイントの一味が現れ愛する妻と息子、そして父(ロイ・シャイダー)までが無残に殺されてしまう。フランク自身も銃弾に倒れたが、奇跡的に一命を取り留める。一人生き残った彼は、法に代わり自らセイントへ制裁を下すことを心に誓い、闇の私刑執行人“パニッシャー”へと生まれ変わるのだった―――
・作品解説
1989年版及び2008年版とは異なり、フランク・キャッスルがパニッシャーとなる過程を描いた作品。
2009年に発売されたBlu-ray版には追加シーン(「もうひとつのオープニング」)が収録された。内容は湾岸戦争従軍時代のキャッスルをアニメーションで描いた映像特典である。
監督自身のコメンタリーによると本作は予算不足等の問題で、シーンの大幅カットを余儀なくされたと述べている。本来はキャッスルがクウェートで交戦するシーンから本編が始まるはずだったが、予算の関係上当該シーンそのものの撮影を中止(変わりに武器密売のシーンに変更されている)。またハリー・ヘックの襲撃シーンについては、長時間のチェイスシーンを撮る予定だったが、これも予算の都合で大幅カットされている。
コメンタリーで監督は続編の製作に意欲を示していたが、結局スタッフ・キャスト及び設定等を一新した『パニッシャー:ウォー・ゾーン』が製作されることになった。
・『Dirty Laundry』
本作でパニッシャー役だったトーマス・ジェーンが、再びパニッシャーを演じた短編映画『Dirty Laundry』が、2012年のコミコン・インターナショナルで公開されている。ストーリーは、一般市民に暴力を振るうストリートギャングを、一部始終を目撃していたパニッシャーが制裁を加えるという内容。2004年版のアクションシーンは、ヘンズリー監督の意向で暴力描写を抑えたものだった。しかし、この短編映画では、ガンファイトは控えめながら、『パニッシャー:ウォーゾーン』に匹敵する過激なバイオレンスシーンが描かれている。
いわゆるファンメイドムービーであり、発行元のマーベルコミックスは一切無関係の模様。共演はロン・パールマン(『ヘルボーイ』シリーズ)とサンミ・ロティビ(『ティアーズ・オブ・ザ・サン』、『ロード・オブ・ウォー』)。監督は、ロックバンド・U2を題材にした映画(『魂の叫び』、『ウィズアウト・ユー』)でも知られるフィル・ジョアノーと、映像のプロによって製作されている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
フランク・キャッスル/パニッシャー | 1911 | カスタムモデル*1 二挺拳銃時もあり 父親が改造した銃を使用 |
水平二連式散弾銃 | プエルトリコではフルモデル,鈍器としても使用 終盤ではソードオフモデル | |
モスバーグ M500 ソードオフ モスバーグ M590 コンパクトクルーザー | M500はセイントの部下の銃を使用 M590はセイントビルで所持 | |
S&W M66 | 4インチバレル 自室内に設置した隠し銃(発砲無し) | |
US M18A1 | 密輸ボートの爆破時に使用 | |
M4A1 | M203装着(未使用) M68ダットサイト装着,スリング装着 セイントビルでの銃撃戦で使用 軍所属時代の写真で所持 | |
グロック 18 デュアルトーン | クロムメッキスライド SWAT仕様のストック?装着 33連マガジン装着 自室に置いてある(未使用) | |
H&K MK23 | サプレッサー装着 自室に置いてある(未使用) | |
コブレイ M79LF | 自室に置いてある(未使用) | |
AR15A2 | M203装着 本編未使用 | |
IMI ミニウージー | 本編未使用 | |
H&K MP5SD3 | ウェポンライト装着 湾岸戦争時代に使用(追加シーン) | |
レミントン M870 | フォールディングストック装着 湾岸戦争時代に使用(追加シーン) | |
オットー・クリーグ (フランク・キャッスル) | コルト オフィサーズ | 潜入捜査時に所持 |
フランク・キャッスル・Sr | 水平二連式散弾銃 | プエルトリコで使用 |
ハワード・セイント | ベレッタ 92FS Inox | 部下の射殺時に使用 |
ジョン・セイント | SIG P226 | クロムメッキモデルモデル プエルトリコで使用 |
ボビー・セイント | ワルサー PPK | ステンレスモデル 武器取引現場で所持 |
ダンテ (セイントの部下) | IMI マイクロウージー | ストックレス プエルトリコで使用 |
ベレッタ 92FS Inox | プエルトリコとセイントビルで所持 | |
スプーン (セイントの部下) | IMI マイクロウージー | ストックレス プエルトリコで使用 |
H&K USP45 | プエルトリコとセイントビルで所持 | |
リンカーン (セイントの部下) | イサカ M37 | ニッケルメッキモデル ピストルグリップ |
カッター (セイントの部下) | ステアー SPP | フルオート機能搭載 プエルトリコで使用 |
グロック 17 | アパートで所持 | |
ハリー・ヘック (南部の殺し屋) | RDI ストライカー12 | 跳ね橋での戦闘で使用 |
タウルス M686 | 発砲無し | |
ジミー・ウィークス (FBI捜査官) | グロック 17 | ホルスターに携帯(未使用) |
タウルス スタブリボルバー | 自殺用 | |
M16A2 | M203装着 湾岸戦争時代に使用(追加シーン) | |
セイントの部下 | イントラテック TEC-9 | プエルトリコで使用 |
モスバーグ M500 | ソードオフモデル スリング装着 プエルトリコで使用 | |
ステアー SPP | セイントビルで使用 フルオート機能搭載 | |
ベレッタ 92FS Inox | セイントビルで使用 | |
グロック 19 | ||
H&K P2000 | ||
H&K MP5A3 | ||
資金洗浄人 | ベレッタ 92FS Inox | セイントビルで所持 |
グロック 17 | ||
スタームルガー SP101 | ||
マフィア | コブレイ M11/9 | 武器取引現場で使用 |
FBI SWAT隊員 | H&K MP5A3 | ダットサイト装着 ウェポンライト装着 武器取引現場で使用 |
H&K MP5SD2 | ウェポンライト装着 武器取引現場で使用 | |
M4A1 | スリング装着武器取引現場で使用 | |
グロック 17 | ||
武器取引現場のブツ | H&K G36C | ストック?レス |
別荘のインテリア | コルト SAA | ガラスケース内(未使用) SAAは5-1/2インチバレル |
コルト M1851 | ||
レマット M1861 | ||
米軍兵士 | ベレッタ 92FS ベレッタ 92G エリートII | 以下全て、湾岸戦争時代に使用 (追加シーンに収録) |
H&K MP5SD3 | ウェポンライト装着 | |
スプリングフィールド M14 | − | |
コルト M723 | サプレッサー装着 スコープ装着 | |
M16A2 | M203装着 | |
レミントン M870 | フォールディングストック?装着 | |
敵兵士 | USSR AK47 | 湾岸戦争時代に使用 (追加シーンに収録) |
AR15A2 | ||
コルト M723 | ||
ノリンコ 69式ロケットランチャー |
・作品解説
元は2004年版の続編となる予定だったが、キャスト・スタッフ・設定等をリセットして再スタートした本作。前2作では控えめだったスカルマークのコスチュームを全編に渡って着用しているなど、限りなく原作の雰囲気に近づいている点が特徴である。
・作品解説
「デアデビル」でパニッシャーを演じたジョン・バーンサル主演によるスピンオフ作品。シーズン1ではパニッシャーによるさらなる復讐のほかに、政府の極秘作戦や帰還兵問題といった問題に触れていく。また、本作におけるビリー・ルッソ(後のジグソウ)は、パニッシャーの元戦友という設定になっている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
フランク・キャッスル/パニッシャー | キンバー・ウォリアー | アフガニスタンに従軍時も使用 |
コルト ガバメント | 強盗からの略奪品 | |
グロック 17 | ‐ | |
シグザウエルP250 | ‐ | |
H&K MP5A3 | 傭兵からの略奪品 | |
S&W M&P | ‐ | |
レミントンM870"マスター・キー" | マウントレール搭載 | |
G36C | ‐ | |
M4ショーティ | ショートスコープ装備 | |
M4A1 | 従軍時代に使用 | |
AKS74U | タリバン兵から奪って使用 | |
FN ミニミ | ‐ | |
AI アークティクウォーフェア | ‐ | |
ビリー・ルッソ | キンバー・ウォリアー | ‐ |
S&W M&P | 2トンカラー | |
H&K MP5A3 | ‐ | |
HK416 | 従軍時代に使用 | |
M4ショーティ | ショートスコープ装備 シルバーモデル | |
バレット M82 | ‐ | |
デビッド・リーバーマン/マイクロ | シグザウエル P250 | ‐ |
ダイア・マダニ | シグザウエル P226 | ‐ |
シグザウエル516 | ‐ | |
モスバーグ M500 | 伸縮式ストック | |
サム・ステイン | シグザウエル P226 | ‐ |
シグザウエル516 | ‐ | |
グンナー・ヘンダーソン | M4A1 | 従軍時代に使用 |
ランス | SW M19 | ‐ |
コルト ガバメント | ‐ | |
ドニー | コルト ガバメント | ‐ |
カールソン・ウォルフ | グロック 17 | ‐ |
ルイス・ウィルソン | ベレッタ M92 | ‐ |
AR15 | ‐ | |
"アンヴィル"の傭兵 | H&K MP5A3 | ‐ |
シグザウエル MPX | ‐ | |
グロック 17 | ‐ | |
USSR AK47 | 訓練時に所持 | |
M4A1 | ‐ | |
シグザウエル MCX | ‐ | |
ガリル MAR | ‐ | |
DHS SWAT隊員 | M4A1 | ‐ |
ニューヨーク市警 SWAT隊員 | M4A1 | ‐ |
警官 | グロック 19 | ‐ |
「ケルベロス作戦」要員 | M4A1 | ‐ |
FN ミニミ | ‐ | |
H&K MP7 | フランクの幻想の中で所持 | |
タリバン兵 | AKS74U | ‐ |
ランスの仲間 | コルト ガバメント | ‐ |
水兵二連式ショットガン | ソードオフ | |
ギャング | タウルス PT92 | ‐ |
イントラテック TEC-9 | ‐ | |
IMI マイクロウージー | ‐ | |
ベレッタ M92 | ‐ |
・作品解説
3人称視点シューティング(TPS)。処刑方法は銃器以外にも、「オーブンに入れる」「高層ビルから逆さ吊り」といったものが用意されている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
フランク・キャッスル/パニッシャー | AMT ハードボーラー | 二挺拳銃 |
レミントン M870 | ソードオフ ピストルグリップ | |
大宇 AS12 | ストレートマガジン | |
HK MP5A3 | .40CAL ストレートマガジン | |
MAC M11 | 放熱サプレッサー装着 | |
FN P90 | 二挺撃ち | |
オリンピックアームズ OA-93 | ||
USSR AK74 | − | |
コルト AR15 | M203装着 | |
HK XM29 | − | |
サコー M60E3 | − | |
ミルコー MGL | − | |
US M2火炎放射器 | − | |
バレット M90 | − | |
M72 L.A.W. | − |
・作品解説
カプコンから開発、発売されたアクションゲーム。横に長く奥行きがあるステージを、パンチやキックなどで敵を倒しながら進む、ベルトスクロールアクションと呼ばれる方式である。
1Pキャラはパニッシャーことフランク・キャッスル、2Pキャラはニック・フューリーとなっている。キャラによって技が異なる他、セリフや展開が若干異なる。例えば、フランクが敵から情報を聞き出したあと射殺するシーンが、ニックだと気絶させるだけになっている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
フランク・キャッスル/パニッシャー ニック・フューリー | ハンドガン | 銃を持った敵かロボットが出てきた時のみ使用可 弾数無制限 |
クール トレンチ | トンプソン | ドラムマガジン |
ガウリー ジグソー | M16 | 20連発マガジン |
B・ハニガン | イングラム | − |
・作品解説
プレイステーションネットワーク(PSN)でオンライン販売されているFPSゲーム。使用武器は、レベルの上昇で攻撃力・装弾数・連射速度などがアップする仕組みである。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
フランク・キャッスル/パニッシャー | HSK PSU .45 | USP45 『ブレイド2』風のスライドカバー装着 Level 2でレーザーサイト装着 Level 3でサプレッサー装着 |
Enforcer M8 | M870 ウェポンライト付きハンドガード レーザーサイト装着 Level 2で都市型風迷彩 Level 3でC-More製ダットサイト装着 | |
Rhino | デザートイーグル MK.XIX(.50 AEモデル) 銃身下部にアタッチメント装着 Level 0〜2ではシルバーモデル Level 3ではゴールドモデル Level 1でタクティカルライト装着 Level 2でC-More製ダットサイト装着 Level 3でレーザーサイト装着 | |
Mark 07 SSMG | ウージー レシーバー上部にマウントレール搭載 C-More製ダットサイト装着 Level 0〜1ではフロントサイトにレッドドット入り Level 2〜3ではフロントサイトにグリーンドット入り Level 1でサプレッサー装着 Level 2で森林迷彩 Level 3でレーザーサイト装着 | |
ARM-5 | M4A1 RAS Level 1でスコープ装着 Level 2でレーザーサイト装着 Level 3でサプレッサーとタクティカルライト装着 | |
CMG | ミニミ(ハンドガードはミニミで、固定ストック?はM249) ヒートカバー装着 Level 1でC-More製ダットサイト装着 Level 2でスコープ装着 Level 3でレーザーサイトとタクティカルライト装着 Level 3で森林迷彩 | |
AKS-49 | AK74(公式サイトの銃器解説では7.62mm口径) 名称はAKSだが固定ストック? レシーバー上部にマウントレール搭載 Level 1でスコープ装着 Level 2でバイポッド装着 Level 2でハンドガードが黒色塗装 Level 3でレーザーサイト装着 Level 3でグリップ・ストックが黒色塗装 | |
Disruptor ML76 | M202A1(公式サイトの銃器解説では76mmロケット弾) Level 2でダットサイト装着 Level 3でレーザーサイト装着 Level 0〜2では森林迷彩 Level 2では砂漠迷彩 Level 3では森林迷彩+イラストロゴ | |
GL32 | MGL Level 1でC-More製ダットサイト装着 Level 2でタクティカルライト装着 | |
ジェニー・チェザレ | HSK PSU .45 | Level 3 |
フィン・クーリー | Rhino | Level 0とLevel 1(2かも) |
ウィリアム・ルッソ/ジグソウ | ARM-5 | Level 3 |
Enforcer M8 | どのLevelは不明 |
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