ヘルボーイ / Hellboy †
同名のアメリカンコミックの映画化作品。なおヘルボーイの愛銃「ザ・サマリタン」や「ビッグ・ベイビー」のデザインを担当したのは、タイルーベン・エリクソン(『ブレイドシリーズ』)である。
2019年にはリメイク版が公開された。
ヘルボーイ (原題 Helboy) †
2004年、アメリカ映画
監督:ギレルモ・デル・トロ
・ストーリー
1944年10月9日、劣勢に追い込まれたナチスはアドルフ・ヒトラーの右腕の暗殺者にしてトゥーレ協会会長のカール・ルプレクト・クロエネンやラスプーチンの恋人であるイルザら立会いの下、ロマノフ王朝に仕えていた怪僧グレゴリ・E・ラスプーチンが冥界から七つの龍神・オグドル・ヤハドを召喚する”ラグナロク計画”を行おうとしていた。しかし儀式の最中に極秘任務を受けたB.P.R.D.(超常現象捜査防衛局)所属の超常現象アドバイザーであるトレバー・ブルーム教授とホイットマン軍曹指揮する連合軍部隊が攻撃し計画は失敗。ラスプーチンは冥界へと引きずりこまれ、クロエネンは爆風で飛ばされた鉄の棒に貫かれた。
その後ブルームたちは儀式で召喚された、右腕に巨大なグローブをつけた赤ん坊の魔物を発見しヘルボーイと名付け育てることにする。彼はたくましい青年に成長し、B.P.R.D.の一員として世界中で魔物と戦っていた。
そして60年後の2004年。密かに生き延びていたイルザとクロエネンが行った儀式によって現世に呼び戻されたラスプーチンは、再びオグドル・ヤハドを召喚しようと暗躍していた――。
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー (原題 Hellboy II: The Golden Army) †
2008年、アメリカ映画
監督:ギレルモ・デル・トロ
エルフ国のヌアダ王子が驕り高ぶる人類を滅ぼそうと、突如休戦協定を破りミスター・ウィンクと共に、太古に封印された無敵の黄金軍団(ゴールデン・アーミー)の復活に必要な、三つに分割された王冠を手に入れようと暗躍。
ヘルボーイらB.P.R.D.は、チームリーダーとして派遣されたエクトプラズムの権威であるヨハン・クラウス博士の助けを借りてヌアダ王子の計画を組織しようとするが――。