スミス&ウェッソン シグマ / S&W Sigma 【自動拳銃】 †
S&W社が1994年に発売した、同社初のポリマーフレーム自動拳銃。アメリカの警察向けモデルとして開発された。 外見と内部メカニズムはポリマーフレーム拳銃の先駆者・グロック 17を踏襲している……どころか酷似していたため、グロック社から「デッドコピー品だ」と告訴されることになる。S&W社は高額の和解金を支払い、告訴対象のシグマ40Fの生産を中止することになった。 S&W社の低迷期を代表する銃として酷評されてはいるものの、優れたグリップデザインによるグリッピングの良さは確かな評価点として挙げられる。 なお、結局警察用拳銃として制式採用したのはテネシー州のみに留まっている。 本銃とSW99の生産でポリマーフレーム拳銃のノウハウを蓄積したS&W社は、2006年に満を持してM&Pシリーズを発表し、捲土重来を果たすことになる。
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