シグ SG552 / SIG SG 552 【突撃銃】 †
| モデル | 全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 連射速度 | 発射形式 | 製造国 |
| SG 552 | 504(730)mm | 3.1kg | 5.56mm×45 | 5/10/20/30 | 720発/分 | S/3/F | スイス |
|---|
| SG 553 SB | 501(733)mm | 3.2kg |
|---|
| SG 553 LB | 593(822)mm | 3.4kg |
|---|
シグ(現スイスアームズ)社製のアサルトライフルSG550の派生型。SG551より更にコンパクトなカービンモデルである。
全長を短くするため、他のモデルと若干異なる設計のガスピストンシステムを有する。SG550/551では、ボルトグループを前進させるリターンスプリングが、ガスピストンをガイドとして、前方に配置されていたが、552ではAK-47のように、ボルトグループの後方に移設された。
ボディにはグレー系を基調としたパーカライジングが施されている。コンパクトとなっても本体の耐久性は非常に高く経年劣化や塵芥の混入によるジャムにも強く、強装弾の使用も十二分に耐えうる剛性を持っている。
レシーバー上部に加え、アメリカ海軍SEAL採用モデルはハンドガードにダットサイトやレーザーサイトなどのアクセサリーデバイスを装備するピカティニーレールを有し、広範囲の作戦に対応出来る汎用性を備えている。一方バースト機能は排されている。
ピストンタイプの駆動方式であるため水から引き上げた場合の信頼性が高く、米海軍SEALをはじめとする水上作戦や上陸作戦を行う能力を持った世界各国のその類似部隊でも過去に広く使用された。一部発展途上国などでは未だ現役である。価格は標準的なM4カービンの数倍程度とやや高価なものとなっている。
2009年には改良型のSG553が登場しており、552はカタログ落ちとなった模様。552の特徴であったリターンスプリングの位置変更は信頼性に問題があったようで、553ではSG550/551と同様の構造に戻されている。
外観上の違いは、上記の改修に伴い、コッキングハンドルが550/551と同様のものとなっている点。また、旧モデルではバリアントの552-2が備えていたアッパーレシーバー上の一体型マウントレールを、553では標準装備とし、従来のドラム型のリアサイトを備えたモデルが廃止された。
SG553各種バリエーション †
| モデル | 解説 |
| SG553 | 基本モデル
SB/LBのバレル長はそれぞれ227/347mm |
|---|
| SG553 R | 7.62mmx39弾仕様
AK47のマガジンを使用可能 |
|---|
| SG553 AL CH | SG553のロワーレシーバーをアルミ合金製に変更 |
|---|
| SG553 AL US | SG553のロワーレシーバーをアルミ合金製に変更
AR15系列のマガジンを使用可能 |
|---|
| SG553 BK | 300BLK弾仕様 |
|---|
転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
