トゥームレイダー / Tomb Raider †
貴族でありながら、ある事故以来トレジャーハンターとなったララ・クロフトを主人公とするアクションアドベンチャーゲーム。
欧米では非常に人気が高く、アンジェリーナ・ジョリー主演で2本映画化され、2018年にはアリシア・ヴィキャンデル主演でリブート版が公開された。
余談だが、主人公ララ・クロフトは「ゲームヒロインとして最も成功した女性」としてギネスに認定されている。
ゲーム †
発売元:Eidos Interactive (1996/1997/1998/1999/2000/2006/2007/2009)
発売元:スクウェア・エニックス (2013)
開発は6作目「美しき逃亡者」までがイギリスのCore Design社、7作目「レジェンド」以降はアメリカのCrystal Dinamics社。
発売は1作目からアイドス・インタラクティブ。2009年にスクウェア・エニックスがアイドスを買収し、以降は同社から発売。
欧米では人気の高いタイトルだが日本国内での知名度はそれほど高くなく、むしろ映画版の方が有名である。
トゥームレイダー(トゥームレイダース) / Tomb Raider †
1996年
プラットフォーム:Windows PC/Mac/PS/SS
日本語版発売元:ビクター インタラクティブ ソフトウェア
第1作目。
当時の3Dゲームの中ではグラフィックの美しさ、膨大なフィールド、アクション性の高さで驚かせた。
なおPS/SS版の邦題は『トゥームレイダース(Tomb Raiders)』であり、主人公の名前も本作と『2』のみ「レイラ・クロフト」と訳されている。
トゥームレイダー2 / Tomb Raider II †
1997年
プラットフォーム:Windows PC/Mac/PS
日本語版発売元:ビクター インタラクティブ ソフトウェア
2作目。
武器の種類や、グラフィックが向上し、シリーズの礎を築く作品になる。
トゥームレイダー3 / Tomb Raider III †
1998年
プラットフォーム:Windows PC/Mac/PS
日本語版発売元:エニックス
3作目。
ファンの間で「シリーズ至上、一番難易度が高い」と評されている作である。
トゥームレイダー4:ラストレベレーション / Tomb Raider: The Last Revelation †
1999年
プラットフォーム:Windows PC/Mac/PS/DC
日本語版発売元:カプコン
トゥームレイダー5:クロニクル / Tomb Raider Chronicles †
2000年
プラットフォーム:Windows PC/Mac/PS
日本語版発売元:カプコン
トゥームレイダー 美しき逃亡者 / Tomb Raider: The Angel of Darkness †
2003年
プラットフォーム:Windows PC/Mac/PS2
日本語版発売元:アイドス
トゥームレイダー:レジェンド / Tomb Raider: Legend †
2006年
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/PS2/PSP
日本語版発売元:スパイク
7作目
前作『美しき逃亡者』が不評だったこともあり、過去作の要素を受け継ぎつつシリーズをリブートした作品。
本作から開発がCore Design社からCrystal Dinamics社へ移る。
トゥームレイダー:アニバーサリー / Tomb Raider: Anniversary †
2007年
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/PS2/PSP/Wii
日本語版発売元:スパイク
8作目
第1作目のリメイク作品。
トゥームレイダー:アンダーワールド / Tomb Raider: Underworld †
2009年
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/PS3/PS2/Wii
日本語版発売元:スパイク
9作目
ストーリーは『レジェンド』の続きだが、『アニバーサリー』のストーリーとも繋がっている*2
トゥームレイダー / Tomb Raider †
2013年
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/PS3/XboxOne/PS4
発売元:スクウェア・エニックス
シリーズを再びリブートした作品。新生ララ・クロフトの最初の冒険を描く。本作のララはまだ駆け出しであり、二挺拳銃の使い手ではない。
ライズ オブ ザ トゥームレイダー / Rise of the Tomb Raider †
2015年
プラットフォーム:Windows PC/Xbox360/XboxOne/PS4
発売元:スクウェア・エニックス
使用者 | 分類(ゲーム内) | 銃器名(ゲーム内) | 銃器名 | 備考 |
ララ・クロフト | ハンドガン | リボルバー | − | ナガン M1895がモデルの架空銃 中折れ式のヒンジがあるが、シリンダーはスイングアウトする |
セミオートマチック ピストル | 1911 | レミントン R1エンハンスドのスライドを持つ1911 カスタム次第でR1エンハンスドの外見になる |
ヘビー ピストル | − | デザートイーグルがモデルの架空銃 |
ライフル | アサルト ライフル | − | AK47がモデルの架空銃 |
ボルト アクション ライフル | − | 単発のボルトアクション式ライフル |
サブマシン ガン | − | MP7がモデルの架空銃 |
ミリタリー ライフル | − | G36がモデルの架空銃 |
− | ライフル式グレネード ランチャー | − | ライフルに装着するアドオン式グレネードランチャー M203がモデル |
ショットガン | ポンプアクション ショットガン | ウィンチェスター M1912 | ソードオフ |
中折式ショットガン | − | 水平二連式散弾銃 |
フル オート ショットガン | − | サイガ12がモデルの架空銃 |
タクティカル ショットガン | − | スパス12がモデルの架空銃 |
トリニティ兵 | ハンドガン | セミオートマチック ピストル | 1911 | − |
ライフル | アサルト ライフル | − | − |
ボルト アクション ライフル | − | − |
ミリタリー ライフル | − | − |
ショットガン | ポンプアクション ショットガン | ウィンチェスター M1912 | − |
谷の住民(先住民) | ライフル | アサルト ライフル | − | − |
− | − | 一〇〇式機関短銃 | 前作に登場したもの ムービー内で所持 |
ジョナ | ハンドガン | セミオートマチック ピストル | 1911 | ムービー内で使用 |
コンスタンティン | ハンドガン | セミオートマチック ピストル | 1911 | ムービー内で使用 |
ライフル | ミリタリー ライフル | − | − |
アナ | ハンドガン | セミオートマチック ピストル | 1911 | ムービー内で使用 |
映画 †
トゥームレイダー (原題 Lara Croft: Tomb Raider) †
2001年、アメリカ=イギリス=ドイツ=日本合作映画
監督:サイモン・ウェスト
・ストーリー
ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、行方不明になった父リチャード・クロフト卿(ジョン・ヴォイト)の遺志を継ぎ、トレジャーハンターとして活躍していた。
父が失踪した日と同じ、5月15日の夜。胸騒ぎを覚えたララは屋敷内の隠し部屋から古びた時計を見つけ出す。5000年に一度起きる惑星直列と同時期に動き始めたその時計の中には、謎の”鍵”が入っていた。
ララは知人の古物専門家から、骨董関係に詳しいマンフレッド・パウエル(イアン・グレン)という人物を紹介される。安全のため彼には”鍵”の写真を見せるだけで、その日は屋敷に帰ることに。だが誰もが寝静まった夜、謎の武装集団が屋敷を襲撃する。華麗な身のこなしで敵を排除していくララだが、多勢に無勢の状況。執事ヒラリー(クリス・バリー)の応戦も空しく、”鍵”は持ち去られてしまった。
途方に暮れるララだが、翌日ある人物から手紙が届く。その手紙に記されたヒントを元に、”鍵”を取り戻すためカンボジアへ向かうことを決意するララだった―――。
余談だが、主演のアンジェリーナ・ジョリーは映画の撮影前にイギリスSASの隊員指導の元で銃器の扱いについてトレーニングを受けている。
その際に使用したのはH&K MP5K、H&K G36K、FN ハイパワー。
トゥームレイダー2 (原題 Lara Croft Tomb Raider: The Cradle of Life) †
2003年、アメリカ映画
監督:ヤン・デ・ボン
・ストーリー
ララ・クロフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、ギリシアでトレジャーハンターのガス兄弟とともに月の神殿でアレクサンダー大王の財宝であるオーブを発見するも、謎の武装集団が襲撃し、ガス兄弟は殺されオーブを奪われてしまう。
実はオーブには、未知の病原体の入った"パンドラの箱"の隠し場所の地図が隠されており、それを狙って細菌兵器の専門家であるジョナサン・ライス(キアラン・ハインズ)がチェン・ローとジェンの兄弟が率いるシェイ・リン会を雇い強奪させたのだった。ララはオーブを奪還すべく、イギリス政府の手助けでカザフスタンのバルラ・カラ刑務所に収監されていた元イギリス海兵隊のテリー・シェリダン(ジェラルド・バトラー)を出所させ、共に中国奥地にあるシェイ・リン会本部に向かうのだった―――。
トゥームレイダー ファースト・ミッション (原題 Tomb Raider) †
2018年、アメリカ映画
監督:ローアル・ユートハウグ
・内容
「コードネーム U・N・C・L・E」、「ジェイソン・ボーン」のアリシア・ヴィキャンデルが二代目ララ・クロフトを演じたリブート版。