コルト 9mm短機関銃 / Colt 9mm Submachine Gun 【短機関銃】 †
モデル | 銃身長 | 全長(伸長時) | 重量 | 連射速度 | 発射形式 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
RO633 | 7in | 533(616)mm | 2.45kg | 700-950発/分 | S/F | 9mm×19 | 20/32 | アメリカ |
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RO634 | 10.5in | 650(730)mm | 2.61kg | − | S |
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RO635 | 10.5in | 650(730)mm | 2.61kg | 700-950発/分 | S/F |
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RO639 | 10.5in | 650(730)mm | 2.61kg | − | S/3 |
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RO991 | 10.5in | 650(730)mm | 3.04kg | 700-950発/分 | S/F |
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RO992 | 10.5in | 650(730)mm | 2.99kg | − | S/3 |
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AR6450 | 16in | 800(889)mm | 2.88kg | − | S |
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1982年にコルト社が軍・法執行機関の要請で開発した、M16ベースの短機関銃。
作動方式はM16シリーズのガス直噴方式ではなく、クローズドボルトのシンプルブローバック方式を採用。レシーバーはA1タイプがベースで、CAR-15タイプのハンドガードとテレスコピックストック*1、排莢口後部の巨大ケースディフレクター、といった特徴を持つ。ボルトフォワードアシスト機能は付いていない。M16シリーズと最大限の部品共通性を図って設計されており、部品の供給と修理を容易にし、訓練も単純化できる。
銃身長は10.5インチが主流だが、DEA(麻薬取締局)用の「633」は7インチでフロントサイトが簡略化され、ハンドガードの形状も異なる。
9mm弾倉を挿入できるように、マガジンウェルには専用アダプターが装着されている。弾倉はイスラエル製ウージーの物を使用(コピー品)。ただし、ウージーはオープンボルト方式の銃なので、クローズドボルト方式に合わせた改造が施されている。
いくつかのバリエーションがある中で特に有名なのは「635」であり、単に"SMG 9mm NATO"の名前で販売されていた時期もあった。
現行モデル(991、992)ではフラットトップレシーバーとなり、レシーバー上部とハンドガード部にマウントレールが搭載されている。ツール無しでフィールドストリッピングが可能とのこと。
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