ストーカー / S.T.A.L.K.E.R. †

　ウクライナのGSC Game Worldが開発し、国内では株式会社イーフロンティアより発売されているFPS。
　FPSであるが、RPGの要素も兼ね備えたFPSであり、"FPSとRPGの融合"と謳われる。
　独自シミュレータ"A-Life"を搭載しており、自分以外の人間や怪物はほぼAIにしたがって行動・戦闘などを勝手に行っている。
　また、銃器の命中率が悪く精密な射撃が要求され、さらにはジャムの概念が導入されている。　

ストーカー：シャドウ オブ チェルノブイリ / S.T.A.L.K.E.R.:Shadow of Chernobyl †

　1986年に爆発を起こしたチェルノブイリ原子力発電所。この跡地で2006年に原因不明の大爆発が起きる。この影響により半径30kmが再び放射能汚染の被害に遭う。
　　
　そして2012年。
　
　汚染された一帯は、放射線の影響によって突然変異を起こした生物の生息する「ゾーン」と呼ばれる危険地帯と化した。
　辛くも生き残った人々は、日々の糧を得るため原始的なビジネスを構築し始めていく。そんな中、多額の報酬を見返りに、命を落としかねない過酷な依頼を請け負う「ストーカー」と呼ばれる荒くれ者達が現れた。

　そんなある日の夜、滝のような雨が降りしきるゾーンの中を駆ける一台のトラックが落雷を受けて炎上。その中にたった一人の生存者、つまりあなたがいた。
　記憶を失った中、残された唯一の手掛かりはPDAの「Kill Strelok」(Strelokを殺せ)というメッセージのみ。

　プレイヤーは新米ストーカー"Marked One"となり、幾多の任務をこなしながら、原子力発電所の大爆発の謎、「ゾーン」の真の姿、そして自分が一体何者なのかを解き明かしていくが・・・。　

　当初2003年夏発売予定とされていたが、度重なる延期によって、最終的に2007年3月発売となった。
　RPG的要素を持つシステム、原発事故の起きたチェルノブイリを舞台とした深いストーリーなどから高い人気を誇る。

ストーカー : クリア スカイ / S.T.A.L.K.E.R.:Clear Sky †

　前作、S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobylの一年前、2011年の物語。
　
　とある科学者集団に護衛を頼まれた傭兵"Scar(=プレイヤー)"は、任務の最中突如発生した"Emission"に巻き込まれてしまう。

　彼を救ったのは、不安定化するゾーンの謎の解明を目的とする組織"Clear Sky"だった。 Clear Skyに協力を要請されたScarは、鍵となる、ある人物の行方を追うことになるが・・・。

ストーカー : コール　オブ　プリピャチ / S.T.A.L.K.E.R.:Call of Pripyat †

　前々作、S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobylの直後の物語。
　
　ZONEの中心への道が開けたことにより、軍は緊急特殊作戦Fairwayを決行、数機のヘリコプターが調査のため発電所へと派遣された。しかし、綿密な事前調査にも関わらずヘリコプターは謎の墜落を遂げ、一機も戻らなかった。

　原因解明のため、軍はSTALKERとしての経験も豊富な"Degtyarev少佐(=プレイヤー)"をZONEに送り込んだ。