USSR OTs-02(OC-02) キパリス / СССР ОЦ-02 Кипарис 【短機関銃】 †![]()
OTs-02(OC-02)は旧ソ連でTsKIB SOO(トゥーラ市スポーツ&狩猟用火器中央設計局)により、1972年に設計された短機関銃である。愛称のキパリス(Кипарис/英字表記:Kiparis)とはロシア語でイトスギのこと。 主に国内治安維持組織、警察組織向けとしてTsKIBのN・M・アファナシェフ、V・K・パンフィロフ、D・M・プレシュコフらにより1970年代初期に設計された。だが開発当初は採用されず、1990年代初期になって初めてMVD(ロシア連邦内務省)やFTS(ロシア連邦関税局)、ロシア警察等に採用され、OMON(特殊任務民警支隊)やSOBR(緊急対応特殊支隊)を含む特殊部隊にも供給された。製造にあたったのはKBP開発局である。 作動方式はクローズドボルトからのブローバックで、ボルトストップも備える。グリップがプラスチック製である以外は、本体はプレススチール等で構成された、設計当時としてはオーソドックスなもの。セイフティを兼ねたセレクターは左側に付いており、グリップハンドの親指でセミ/フルの切り替えが可能。折りたたみ式のストックは上部に畳まれる方式。アイアンサイトは、ドラムによって調節するスチェッキンに似たリアサイトを備える。
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