アイアンマン / Iron Man †
映画版 †
アイアンマン (原題:Iron Man) †
2008年、アメリカ映画
監督:ジョン・ファヴロー
・ストーリー
巨大軍事企業≪スターク・インダストリーズ≫のCEO、トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)は、顧客である米空軍を前にアフガニスタンで自社製品である新型ミサイル「ジェリコ」の実地試験を行っていた。実験は無事成功し、帰途に着こうとしたその時、武装テロリストが襲撃してきてスタークを拉致してしまう。
連行されたスタークは、テロリストのアジトで彼らの使う兵器が自社の製品であることを目の当たりにする。そのうえ、テロリストのリーダー、ラザ(ファラン・タヒール)は、新型ミサイルをスタークに作るよう強要するのだった。しかし、監禁場所の工房でミサイル製造の隙をつき、急造したパワードスーツでスタークは何とか脱出に成功する。
自社の武器がテロリストへと流れた結果、自身がテロに加担していたも同然と思い知ったスタークは、急増したスーツをもとに、大幅な改良を加えた新スーツを開発する。悪用されている兵器を自らの手で破壊することを、スタークは決意するのだった―――。
・作品解説
他の多くの映画同様に敵役としてテロリストが登場するが、彼らが使用する銃はテロリスト銃火器の代名詞であるAK47やRPGなどではない。G36やM4カービンなど西側諸国の最新銃を多用するという、他に例を見ない珍しい作品である(もちろん、これには理由がある)。
アイアンマン2 (原題:Iron Man 2) †
2010年、アメリカ映画
監督:ジョン・ファヴロー
・ストーリー
マスコミの面前で自らアイアンマンであることを告白したスタークは、ヒーローと巨大企業のCEOという2つの顔と破天荒な言動で以って世間を騒がせる毎日だった。どこか自暴自棄なその行動の裏には、胸のアーク・リアクターに起因する問題があった。そんな中、スターク以外には実現出来なかったはずの小型アーク・リアクターを胸に輝かせる新たな敵が現れる。
アイアンマン3 (原題:Iron Man 3) †
2013年、アメリカ映画
監督:シェーン・ブラック
・ストーリー
マンダリンという男が、テログループ"テン・リングス"を率いてアメリカに恐怖をばらまいていた頃、ニューヨークでの戦い以来、不眠と発作に悩まされていたスタークは、スーツに依存しきってその開発に血道を上げていた。ある日スタークの友人であり元ボディガードであったホーガンがマンダリンのテロに巻き込まれ重傷を負ってしまう。怒れるスタークは押しかけたマスコミを通じてマンダリンに宣戦布告する。だが、敵は単なるテロリストではなく、スターク自身すら忘れ去っていた彼の過去に関わる者達だった。
アニメ版 †
アイアンマン †
2010年
原作:マーベル・コミックス
監督:佐藤 雄三、アニメーション制作:マッドハウス
・作品解説
舞台は日本であり、映画版とは違ったオリジナル・ストーリーとなっている。トニー・スターク役の声優は、映画版で同キャラクターの吹替を担当する藤原啓治氏である。