アンダーワールド / Underworld †
人間の未知なる世界「アンダーワールド」を舞台に、吸血鬼≪ヴァンパイア≫と狼男族≪ライカン≫の両種族が、数百年に渡って対立してきた世界。
ヴァンパイアの女戦士でライカンの処刑人であるセリーン(ケイト・ベッキンセール)が、ライカンに追われる人間の医師マイケル(スコット・スピードマン)を救ったことをきっかけに、遂には両種族の運命に翻弄されるゴシック・サイバーアクション。
ヴァンパイア側は最新鋭の銃やハイテク技術を駆使し、ライカン側は遺伝子実験を行うという、今までの吸血鬼作品には無い最新のハイテク世界が特徴。
2009年には、1000年以上前の時代を舞台にシリーズの前日譚を描いた『アンダーワールド ビギンズ(原題 Underworld: Rise of the Lycans)』が公開された。
2012年には、シリーズ最新作にして初の3Dとなる『アンダーワールド 覚醒(原題 Underworld Awakening)』が公開された。
アンダーワールド (原題:Underworld) †
2003年、アメリカ映画
監督:レン・ワイズマン
・ストーリー
ビルの屋上からヨーロッパの街並みを見下ろす一人の影。彼女の正体はライカンを狩り続ける闇の処刑人で、ヴァンパイアであるセリーン(ケイト・ベッキンセール)。
掃討作戦中、彼女はヴァンパイアの宿敵であるライカンが、人間の医師マイケル・コーヴィン(スコット・スピードマン)を追いかけていることに気付く。不審に思ったセリーンはマイケルの行動を追跡。そして、彼に直接尋問している最中、ライカン達に急襲される。セリーンはとっさにマイケルを助けて逃走するが、その直前、マイケルはライカンの君主ルシアン(マイケル・シーン)に肩を咬まれてしまう。
それは、マイケルがほどなくライカンに変身することを意味するのだった―――。
アンダーワールド エボリューション (原題:Underworld Evolution) †
2005年、アメリカ映画
監督:レン・ワイズマン
・ストーリー
家族を殺したライカンへの復讐を誓い、闇の処刑人となったヴァンパイア セリーン。
しかし、一族の統治者ビクター(ビル・ナイ)が家族を虐殺していた真実を知り、セリーンはビクターへの復讐を果たす。遂に同族からも追われる身となったセリーン。そんな彼女の唯一の味方はヴァンパイアとライカンの混血種マイケルだけ。
2人は追っ手から逃れながらも、やがて両種族の創世にまつわる秘密と、セリーンの中に眠る封印された記憶の謎に迫っていくのだった―――。
アンダーワールド 覚醒 (原題:Underworld Awakening) †
2012年、アメリカ映画
監督:モンス・モーリンド、ビョルン・スタイン
・ストーリー
マーカスとの対決に勝利し、晴れてマイケルと結ばれたセリーン。だがヴァンパイアとライカンの存在に気づいた人類は、二人をあぶりだすために部隊を編成。非人種の掃討作戦に乗り出した。
決死の逃亡を図るセリーンとマイケルだったが、追い詰められた二人も遂に捕らえられてしまう。
それから12年後、とある研究所のコールドスリープから目覚めたセリーンは、行方不明となったマイケルを探すため研究所から脱出し、そこで自分を尾行していたヴァンパイアの生き残りの青年デヴィッド(テオ・ジェームズ)と接触。彼と行動を共にする中、そこでライカンに襲われそうになっていたひとりの少女イヴ(インディア・アイズリー)を保護するが、やがてイヴに関する重大な秘密を知る事になる――。
やがて一連の事件が自身が幽閉されていた研究所 “アンティジェン社” が絡んでいることを知ったセリーンはそこにマイケルがいることを確信し、そして再び誘拐されてしまったイヴを救うため、社の裏事情を追っていたセバスチャン刑事(マイケル・イーリー)のサポートの下、再びアンティジェン社へと乗り込んでいく――。
アンダーワールド ブラッドウォーズ(原題:Underworld Blood Wars) †
2016年、アメリカ映画
監督:アンナ・フォースター
追われる身となったセリーンはある日、新たなリーダー・マリウス率いるライカン族の猛攻に晒されたヴァンパイア族に呼び戻され処刑人の養成を依頼される。しかし、彼女の血を狙うヴァンパイア側の裏切りに遭い絶体絶命の窮地に陥る。
・ストーリー