大宇 K3 【軽機関銃(分隊支援火器)】 †
K3は、ベルギーのFN社が、韓国の大宇(デウ、デーウ)プレジション・インダストリー社の依頼により開発した分隊支援火器である。当初はFNが製造し、これを韓国軍が購入する形であったが、1991年より大宇が国産化している。輸出も行われており、他の軽機関銃に比べ安価であるため、コロンビアやインドネシア、フィリピンなどで使用されている。 K3は、ミニミをベースに、韓国軍向けに設計されたもので、構造的にもほとんど同一である。射撃はフルオートのみで、セミオートに変更できるセレクティブ・ファイア機能はついていない。弾薬の供給はベルトリンク式で、金属製の分離式リンクで連結した5.56mm×45弾を使用する。また、ミニミ同様、M16のマガジンも使用可能で、同規格である同社のK1、K2のものを使用することで、弾薬のスムーズな共用が可能である。*1
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