タウルス ジャッジ / Taurus Judge 【回転式拳銃】 †
ブラジルのタウルス社がカージャック対策を始めとした護身用に開発した、ダブルアクションの散弾リボルバー。日本では「ヨントー」と呼び名で知られる細身のショットシェル、410番ゲージを使用する。その他に通常のリボルバー用弾薬である.45ロングコルト弾も使用可能。 M4410とM4510の2つのモデルがあったが、2014年現在は4510を基礎に、6-1/2インチバレルや、銃身下部にピカティニーレールを備えたモデルなど10種を超えるバリエーションが販売されている。なお型番の「4510」とは、使用弾の".45ロングコルト"と"410番ゲージ"から採られたもの。 細身の410番ゲージは、ポピュラーな12ゲージ実包に比べるとペレットの内容量に劣る事から命中率・威力の不足が問われていた。そこで2008年に、装弾数を6発に拡大し、3インチ長の.410 3インチマグナムに加え.454カスール弾も使用可能とした「M513 ジャッジ・マグナム」がリリースされた。.410 3インチマグナムは(OOOバックショット換算で)12ゲージ実包の2/3程度の散弾容量を持つため、火力は十分であるとメーカーは主張している。なおM513は、2011年に同社の大型リボルバー「レイジングブル」の外観を踏襲した「レイジングジャッジ」に更新されている。 なお、タウルスの提携企業ロッシからは18.5インチロングバレルとマウントレール、木製ハンドガード・モンテカルロストックを装着した猟銃スタイルの「サーキット・ジャッジ」も販売されている。ハンドガンとして運用する場合と異なり、ライフルとして構えるとシリンダーギャップから噴射するガスが顔に当たる問題から、シリンダーギャップを埋めてガスの噴出を防ぐブラストシールドを装着する仕様となっている。
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