US MkII手榴弾 / MkII Fragmentation Grenade †
MkII手榴弾は、アメリカ軍が第一次世界大戦でフランス軍が使用していたF1手榴弾を元に開発したMkIの後継手榴弾である。その形から「パイナップル」の愛称で呼ばれており、後継のM26が登場したベトナム戦争まで使用された。 信管は管打ち式で、安全ピンを抜いても、レバーが外れない限り作動しない仕組みだった。レバーは握って保持している限りは外れないため、投擲直前に信管を作動させる必要がなく、扱いやすい設計だった。この仕組みを利用してベトコンが周囲を泥で固めて、簡易地雷として使用した事もある。 有効範囲は5m〜10mほどで、投擲距離は標準的な兵士で約40m。
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