太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男- / Oba: The Last Samurai †
2011年,日本映画
監督:平山秀幸
・ストーリー
1944年7月サイパン島。圧倒的な軍事力を誇る米軍に追い詰められた日本軍は総攻撃を敢行し、玉砕した。辛くも生き延びた歩兵第18連隊の大場大尉はジャングルに隠れていた他の残存兵や民間人を率いてタッポーチョ山に籠り、抵抗を続行する。
一方、米軍第6海兵連隊のルイス大尉はそんな大場大尉に尊敬の念を抱くようになり、何とか彼らを投降させようと手を尽くすが…
・作品解説
サイパン占領後も部隊を率いて抵抗を続けた日本陸軍大尉、大場栄を描いた戦争映画。原作は元海兵隊員ドン・ジョーンズのノンフィクション小説『タッポーチョ 「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日』。なお題名にもあるように、作中で大場大尉は米軍から「フォックス(狐)」と呼ばれるが、これは史実ではない。