フューリー / Fury
2014年、アメリカ映画
監督:デヴィッド・エアー
・ストーリー
1945年、第二次大戦末期の西部戦線。連合軍がナチス・ドイツに対する最後の攻勢を仕掛ける中、通称“ウォーダディー”と呼ばれるコリアー軍曹が指揮するシャーマン戦車、“フューリー号”に、若い補充兵のノーマンが配属される。後方では事務仕事のみで実戦を経験した事がないノーマンは、ウォーダディーや装填手のクーンアス、操縦手のゴルド、砲手のバイブルと言った歴戦の兵であるフューリー号の乗員に囲まれながら、死と破壊が渦巻く戦場に身を投じていく。過酷な戦場での戦いを繰り広げる中、兵士として成長していくノーマンだったが、やがて地雷を踏み立ち往生したフューリー号に、300名以上のドイツ軍武装親衛隊が迫りつつあった―――
・作品解説
『フェイク シティ ある男のルール』(脚本)、『エンド・オブ・ウォッチ』及び『サボタージュ』(監督)を手掛けたデヴィッド・エアーと、ブラッド・ピットのタッグが送る第二次大戦題材の戦争映画。M4シャーマン戦車の乗員から見た末期の西部戦線と、凄惨な戦場の現実を描く。この映画の撮影のため、現存する中で唯一稼働するティーガーI重戦車をボービントン戦争博物館から借り出して使用した事も話題となった。