プライベート・ライアン / Saving Private Ryan1998年,アメリカ映画
監督 スティーヴン・スピルバーグ
第二次世界大戦も混迷を極めた1944年6月。 地獄とも云うべきオマハ海岸の激戦を生き延びたミラー大尉だったが、その身を休める暇もなく新たな任務を受ける。それは戦争で兄3人を失ったライアン二等兵を、前線から連れ戻してこいと云う内容だった。「個」など存在しない戦場から1人の兵士を連れ帰る理不尽な任務。しかも当のライアン二等兵は空挺隊員として敵陣深く侵入しており生死も判らない状態。やむなくミラー大尉は、選抜した7人の部下と共に銃弾飛び交う最前線を彷徨いライアン二等兵を探し歩く。何故この戦場の真っ直中、逢ったこともない1人の男を探さなければならないのか? そんな疑問が全員の頭をよぎらせる。そしてその疑問は仲間を失った時、ついに爆発する。 長い捜索の果てに、遂に最前線においてライアン二等兵を発見したミラー達だったが、ライアン二等兵は自分1人だけの帰還と聞き命令を拒否。ミラー達と同じように、彼もまた戦友のために自分一人が楽する事を納得できなかったのだ。
1998年に劇場公開された、戦場と後方における人間の考え方の違いをテーマにした戦争映画。 小説版1998年、新潮文庫
著者:マックス・A・コリンズ
映画のノベライズ版。話の大筋は同じだが、細かい点は異なる部分が多い。特に最後のラメルの戦いはケーニッヒスティーガー重戦車(映画版ではティーガーI)とパンター戦車が登場するなど、内容が映画と大きく異なる。
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