メタルギア ソリッド2 サンズ・オブ・リバティ / METAL GEAR SOLID 2:SONS OF LIBERTY †

　シャドー・モセス島事件(MGS1)から2年後の2007年、メタルギアREXの技術流出により｢メタルギア｣の知識は世界各国に分散された。その結果、多くのメタルギアの亜種が世界中で作られてしまう。そんな中、反メタルギアを掲げる非政府組織《フィランソロピー》のメンバー｢ソリッド・スネーク｣と｢オタコン(ハル・エメリッヒ)｣は、アメリカ海兵隊が新型メタルギアをタンカーで輸送中との情報をキャッチする。
　ソリッド・スネークは新型メタルギアの情報収集のため、嵐の中、ハドソン川を航行中のタンカーへと単独潜入を開始。だがそれは、新たなメタルギア事件の序章に過ぎなかった。占拠されるタンカー、謎の傭兵部隊、そして新型メタルギア｢RAY｣。様々な思惑の中、ソリッド・スネークは思わぬ再会と予想外の展開の末、タンカーもろともハドソン川の濁流に巻き込まれ消息を絶つ。

　そして再び2年の月日が流れ――2009年4月29日。

　マンハッタン沖に建設された巨大海上除染施設ビッグ・シェルが、「サンズ・オブ・リバティ」を名乗るテロリスト集団に占拠された。施設の視察に訪れていたアメリカ大統領等を人質に取り、彼らが要求したのは現金300億ドル。要求を呑まない場合、ビッグ・シェルを爆破すると通告してきた。人質の救出とテロリストの武装解除のため、FOXHOUNDの新入隊員である雷電がビッグ・シェルに単身潜入を開始する…