デス・レース / Death Race
デス・レース2000年(原題:Death Race2000)
1975年、アメリカ映画
監督:ポール・バーテル
・ストーリー
2000年のアメリカ。独裁国家と化したと思わしきこの国では、不満のはけ口としてレース中に轢いた人間の数で得点を競う「デス・レース」が開催されていた。
・作品解説
"低予算映画の帝王"ロジャー・コーマン制作の、カーアクションを題材にしたブラックコメディ映画。レース参加者の一人であるマシンガン・ジョー役で無名時代のシルベスター・スタローンが出演している。
レース参加者
デス・レース (原題:Death Race)
2008年、アメリカ映画
監督:ポール・W・S・アンダーソン
・ストーリー
製鉄所で働く元ドライバーのジェンセン・エイムズ(ジェイスン・ステイサム)。真面目に勤務していたものの、製鉄所は閉鎖され職を失ってしまう。少ない退職金を手に家路に着くが、愛する妻は何者かに殺害され、自身は妻殺しの容疑で逮捕されてしまった。
その後、ジェンセンは孤島の刑務所ターミナル・アイランドに収監される。この刑務所は民間企業が運営しており、囚人が参加する「デス・レース」の開催及びネット中継を行っていた。このレースは連続5回優勝時の恩赦を条件に、改造車で囚人同士を戦わせるというもの。様々な銃火器を搭載した改造車でのレースは死者が絶えないが、ネット中継で高視聴率を記録していた。
先日も人気ドライバー“フランケンシュタイン”がレース中に死亡したばかり。所長のヘネシー(ジョアン・アレン)は視聴率への影響を考慮し、彼の死亡は公表しなかった。収監されたエイムズに死亡したフランケンシュタインを演じさせ、さらなる視聴率を得ようというのだ。フランケンシュタインは現在までに連続4回優勝しており、あと1回勝てば恩赦で釈放される。エイムズは自由を勝ち取るためにレース参加を決意する―――
・作品解説
1975年製作のカルト映画『デス・レース2000年』のリメイク作品。オリジナルではフランケンシュタイン役はデイヴィッド・キャラダインだが、本作では『トランスポーター』シリーズのジェイスン・ステイサムが演じている(但し、冒頭に登場する本物のフランケンシュタインの声はキャラダイン自身が担当している)。
レース参加者
その他
デス・レース2 (原題:Death Race 2)
2010年、アメリカ映画
監督:ロエル・レイネ
・ストーリー
長年、組織の為に働いてきたルーク(ルーク・ゴス)は、仕事でヘマをした仲間をかばって逮捕されてしまう。終身刑を宣告され、ターミナル島と呼ばれる陸の孤島の刑務所へ送られるルーク。
現在の刑務所は、収監者が増えすぎて国営では管理できなくなっており、民間企業が営利目的で運営しているのが現状。ウェイランド社が所有するターミナル島刑務所では、囚人同士を素手で戦わせる「デス・マッチ」が行われていた。
しかし、視聴率は伸び悩み、イベント中に暴動が起きる始末。そこでウェイランド社の広報担当・セプテンバー(ローレン・コーハン)は、改造車でレースをさせる「デス・レース」を提案する―――
・作品解説
前作の冒頭で死亡した初代フランケンシュタインの誕生を描いた作品。前作に登場した改造車・囚人も登場している。ビデオリリースのみ。
レース参加者
その他
ロジャー・コーマン デス・レース2050 (原題:ROGER CORMAN’S DEATH RACE 2050)
2017年、アメリカ映画
監督:G・J・エクターンキャンプ
・ストーリー
2050年、UCA(アメリカ企業連合国)となったアメリカ。世界で唯一の超大国となったこの国では人口削減のために三日間北米大陸を横断しゴールまでの到達時間とレース中に轢いた人間の数で得点を競う「デス・レース」が開催されていた。
新興宗教団体の教祖であるタミー・ザ・テロリスト、歌手のミネルヴァ・ジェファーソン、遺伝子操作で誕生したジェド・パーフェクタス、人工知能”ABE(エイブ)”の開発者であるフォン・クリーマー博士、そしてデス・レースの英雄・フランケンシュタインといった予選を通過した五人の出場者たちはそれぞれの目的のためにレースに参加するが―――。
・作品解説
オリジナルの制作者であるロジャー・コーマンが制作にかかわった『デス・レース2000年』の正当な?リメイク作品。
人種差別などを題材にしたブラックコメディ映画だが、単にカーアクション映画として見ても楽しめる。
またドローンやVR技術、自動運転可能な自動車など近年登場した新技術が巧みにストーリーに取り入れられているのが特徴。
レース参加者
その他