シグザウエル P228 / SIG Sauer P228 【自動拳銃】 †
モデル | 全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
P228 | 180mm | 742g | 9mm×19 | 10/13+1 | ドイツ |
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M11-A1 | 180mm | 907g(弾倉含む) | 9mm×19 | 13/15/17+1 | アメリカ |
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同社P226の小型モデルとして、1989年に開発された自動拳銃。
コンパクトかつ最大13+1発と装弾数が多めのP228は、信頼性の高さからFBIやDEA、警察などの法執行機関で多数採用され、他にもフランスのGIGN、ドイツのGSG9、イスラエルの陸軍特殊部隊(通称サレイトゴラーニ)、日本のSST(海上保安庁・特殊警備隊)、アメリカの国土安全保障省(DHS)などで制式採用*1されている。また軍用としても、アメリカ軍では護身用火器として『M11』の名称で制式採用されており、陸軍や海軍の犯罪調査局の捜査官、SEALにも配備されている。
本銃の強化版であるP229の9mm口径モデルが登場したことで、主力の販売ラインナップからは外れたが、その後にもフレームにアクセサリーレールを備えたP228Rが、数量限定で販売されている。
2012年には、先述のM11をイメージした「M11-A1」が発表された。米軍の支給火器に見られるようになったQRコードつきのIDプレートがフレームに貼られ、より米軍サービスピストル風の外観を醸しているが、単に米軍制式モデルのM11をそのまま市販化したものではなく、P229を始めとする後発モデルで培われた新要素が採り入れられた。マルチキャリバー対応の強化フレームやP226E2タイプの新型トリガーなどが新たな特徴となっており、ユーザーからはP229のレールレスモデルともみなされ、のちのラインナップ再編時にもP229シリーズへと公式に組み込まれた。
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