カオス / Chaos
2005年、アメリカ映画
監督:トニー・ギグリオ
・ストーリー
ワシントン州シアトルのパール・ストリート橋で、逃亡中のカージャク犯ジョン・カーティス(ガストン・ハワード)の車が事故を起こす。現場に急行したシアトル市警の刑事クエンティン・コナーズ(ジェイソン・ステイサム)は、そこで人質を盾にした犯人と対峙する。
周囲を報道陣が取り囲むなか、突如銃声が響き犯人は射殺される。だが人質誤射という最悪の結果で事件は幕を閉じるのだった。事件後コナーズには批判の声が相次ぎ、本人は職務に問題は無かったと主張するものの、停職に追いやられてしまう。
それから2ヶ月後。グローバル銀行で複数犯による立て篭もり事件が発生する。ローレンツ(ウェズリー・スナイプス)と名乗るリーダー各の男は、交渉役としてコナーズを指名してきた。若手刑事シェーン・デッカー(ライアン・フィリップ)とともに現場に到着し、指揮を任されるコナーズだが、SWATは命令を無視し強行突入に踏み込んでしまう。
だが突入しようとしたその瞬間、銀行の入り口が大爆発、犯人は混乱に乗じてまんまと逃亡してしまった。幸いにも1人の犠牲者だけで済んだが、なぜか金庫の現金は手付かずの状態。
一銭も盗まない銀行強盗、なぜコナーズが交渉役に選ばれたのか、すべての謎は2ヶ月前のパール・ストリート橋事件から始まる―――。