狙撃手(スナイパー) / Sniper

 狙撃銃を用いての遠距離精密射撃を行う射手の名称。
 過去には単独で行動する狙撃手も多く見られたが、現在は観測手(スポッター)とよばれる仲間との2人1組での行動が基本となっている。観測手は、目標までの距離の測定や、敵の配置状況、風速などの周辺状況を確認し弾道のずれ具合や狙撃対象の位置などを狙撃手に伝えるなど、狙撃手のサポートを行う役割をもつ。また、観測手も狙撃手であることが多く、長時間の任務では狙撃手と観測手を交代で行ったりもする。場合によっては護衛役が1〜2人ほど同行することもある。

 戦場での狙撃手はその性質上、狙撃対象からは捉えられないほどの遠距離(または場所)から狙撃を行うため、長時間の移動や劣悪な環境での任務に耐えられるだけの精神力、状況を瞬時に判断できる高い分析力やある程度の弾道力学など、様々な能力が必要とされる。

 「敵が届かない距離から攻撃する」という特性上、他の兵種に比べて単純な被弾率は低く、結果的に単独の歩兵としては多大な戦果を挙げた人物も多い。
 また、メディア上では国内外問わずフィクションでは女性の割合が非常に多い兵種である。もっとも、実際に戦場で多くの戦果を得た女性の兵種としてはやはり狙撃手が多く、どちらかといえば適性が高いのも事実である。


■狙撃手(実在)

人物名国籍使用銃器戦歴備考
ヴァシリ・ザイツェフソビエト連邦モシンナガンM1891/30大祖国戦争確認戦果257人
プロパガンダにより戦果が水増しされた可能性あり
ヴォーン・ニケルアメリカ合衆国M1-Dベトナム戦争左記の銃器による1100メートルの狙撃記録あり
カルロス・ノーマン・ハスコックII世項目参照
エルヴィン・ケーニッヒドイツKar98K?東部戦線狙撃用スコープを装着したものを使用
ヴァシリ・ザイツェフ殺害の命を受け対峙し、殺害される
ドイツ側にはエルヴィン・ケーニッヒの資料が無いことからソビエトがヴァシリ・ザイツェフの名前を売るためのプロパガンダにより作りだした架空の人物とする説あり
シモ・ヘイヘ項目参照
スロ・オンニ・コルッカフィンランドモシンナガンM28
スオミ KP-31
冬戦争開戦当初から突出して優れた狙撃手であり、多くの赤軍兵士を狩ることで確認戦果を量産した
シモ・ヘイヘはこの活躍を聞き、彼に習い自らも戦果確認するようになる
使用銃器や技術、戦果、経歴がヘイヘと重なる部分があるためにエルヴィン・ケーニッヒ同様に架空の人物とする説、資料から意図的に消されたために資料が残っていない説がある
リュドミラ・ミハイロヴナ・パヴリチェンコソビエト連邦モシンナガンM1891/30
SVT-40
大祖国戦争モシンナガンM1891/30にはPE4型スコープ装着
確認戦果は309人で、この記録はソビエト・ロシア狙撃手としても全世界の女性狙撃手としても最多記録

■狙撃手(架空)

人物名使用銃器登場作品備考
マカーバーBLACK項目参照
ジュンSRS99 スナイパーライフルHalo: Reach架空の大口径狙撃銃
猪又 勝三
"BIG DEER"
アリスの照星項目参照
本名不明
"DOROTHY"
項目参照
レベッカ・バルベッラ火線上のハテルマ項目参照
黒崎英斗犬狼伝説 紅い足痕項目参照
サイトー
ラジ・プート
攻殻機動隊項目参照
袁小輝(ユアンショホイ)原作コミックに登場
中国陸軍のエース狙撃手
ゴルゴ13ゴルゴ13項目参照
プライス大尉コール オブ デューティ4: モダン・ウォーフェア項目参照
マクミラン大尉項目参照
ボブ・リー・スワガースワガー・サーガ項目参照
カール・フェアバーンスナイパー エリート項目参照
レキ
パトラ
曹操・狙姐(ココ・ジユジユ)
緋弾のアリア項目参照
ジャクソンプライベート・ライアン項目参照
クルツ・ウェーバーフルメタル・パニック!項目参照
マリーSVDローズ×マリー対魔物用の銀弾使用
スナイパー・ウルフメタルギアソリッド項目参照
ジ・エンドメタルギアソリッド3項目参照
トーマス・ベケット山猫は眠らない項目参照
レーム
ルツ
ヨルムンガンド項目参照


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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 現代の戦場で、フィクション作品のようにスナイパー1人だけ、またはスポッターと2人で作戦行動する場合はあるのでしょうか? -- v6? 2015-08-01 (土) 21:42:32
  • ハスコックは1回目の派遣ではよくバーク伍長と2人だけで行動してたはず -- 2015-08-01 (土) 22:40:14
  • 単独の作戦行動といっても、移動単位としては1人か2人でも距離を置いて先行チームのサポートなどを行う場合が大半ですが、そういう意味では単独行動は行います。パトロールや威力偵察のような比較的安全な任務でも見られるパターンです。多くのフィクションと違う点があるとすると、いわゆる「潜入して標的を狙撃」という作戦では射手やスポッターだけで行って狙撃しても殺害確認をする方法が無いわけで、先進国側の正当性が重要視される現代の非対称戦争においてはそうした単独・少数狙撃は公的には存在しません。 -- 2015-08-01 (土) 22:43:07
  • ↑はぇ〜知らなかった…勉強になる -- 2015-08-01 (土) 22:48:51
  • ドローンが普及してもなのか?どんな作戦も人数少なければ犠牲者も少くなるはずだし -- 2015-08-02 (日) 02:56:17
  • ↑2への反証 レッドウィング作戦(映画ローン・サバイバーの元ネタ)は、四人一組の狙撃チームで要人暗殺狙った作戦で、「存在しません」は言い過ぎ。他にも例はあるがやめておく -- 2015-08-02 (日) 03:46:54
  • ↑は2ではなく、3です。↑2ドローンによる確認行為は確実性と安全性が増すが、狙撃手本人や観測手の報告だけで十分。 -- 2015-08-02 (日) 04:25:34
  • ↑実際にレッドウィング作戦の詳細を読んだなら知ってる筈だが、狙撃・偵察チームはあくまで先行するだけで攻撃チームも別に用意されてる(実際狙撃偵察チームの4人以外も現地で被害に遭ってる)。あくまで「狙撃完了報告」は必要な手順の一部に過ぎず、その後にすぐ部下などを排除して殺害確認をするためのチームが同行しないなんてことは有り得ないのよ。他の仕事でも何でもそうだが、重要な仕事で下っ端が遠くから「仕事完了しました」って連絡しただけで証拠も出さずに上が納得する世界なんか存在しないワケ。 -- 2015-08-02 (日) 09:06:41
  • それに攻撃チームは「狙撃で排除できなかった場合」にも即座に必要になるという事も忘れてはいかんな。もし狙撃に失敗したら確実に標的はすぐ逃げ始めるんだから。ドローンは安全に接近できる距離は空からだと狙撃チーム自体とそこまで変わりないので「偵察」には使えるが「確認」には使えないのが現状。そもそも目標が室内に居たんなら役に立たんし。超小型で制動性高くて持続飛行距離が十分長いのが採用され始めればまた事情は変わるだろうね。 -- 2015-08-02 (日) 09:30:11
  • ルツがいるならレーム加えても良いのでは?警察系と軍隊系で色分けされてるし バラライカはアニメ版だとドラグノフ使ってたりもしたが原作設定では無いからどうなんだろうね -- 2015-08-02 (日) 10:30:11
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Last-modified: 2017-12-07 (木) 17:01:54 (4d)