選抜射手 / Designated marksman † 選抜射手(デジグネイテッド・マークスマン)とは、歩兵分隊・小隊といった規模の部隊内で選抜された高い射撃能力をもつ兵士を差す。主として800〜1000mといった歩兵の主力ライフルのレンジ外の目標に対して、より素早く正確な射撃を行い、部隊を支援する役割をもつ。 専門に養成されたいわゆる「狙撃兵」が観測手や通信手などを含めたごく少人数の独立したチームで行動し、狙撃に特化した銃器や弾薬を使用するのに対し、選抜射手は一般の歩兵分隊・小隊内の構成員であり、部隊内での弾薬の共用性という観点から使用する弾薬には制約が生じる。また、多数の目標に素早く対応可能なよう自動小銃であることが望ましい。こうしたメソッドから作られたライフルは「デジグネイテッド・マークスマン・ライフル」と呼ばれる。 デジグネイテッド・マークスマン・ライフル(Designated Marksman Rifle:DMR)の特徴としては主に次のようなものがある。 DMRは既存のバトルライフルや突撃銃をベースとして開発されることがほとんどである。なお、バトルライフルのような大口径のものが特に適しているとされる。 主なDMR(又はDMRに相当する火器) †
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