B&T APC 【短機関銃/突撃銃】 †
スイスのB&T社が2011年に発表した、法執行機関向けの短機関銃/カービン。APCは「Advanced Police Carbine」の略。 作動方式はクローズドボルトのシンプルブローバック方式。アッパーレシーバーはアルミ合金製、ロワーレシーバーはポリマー製。レシーバー上部とハンドガード下部・側面のピカティニーレールに加え、バックアップ用のフリップアップサイトも備えている。セイフティや各種レバー類はアンビ仕様で、チャージングハンドルは左右の交換が可能である。銃口には、自社製サプレッサーを装着するための固定用ラグが設けられている。バットストックは、サイドフォールディング式スケルトンストックと、防弾ヘルメット用に角度のついたストックの2種類がある。 製品には銃本体の他、エイムポイント製TL1レッドダットサイト、フォアグリップ、タクティカルライト用マウントベース、マガジン(30連×2、15連×1*1)などが同梱されている。光学サイトは出荷時点でゼロイン済でマウントされており、購入後すぐに使用することが出来る。 2019年には、マイナーチェンジモデルの「APC Pro」が登場している。チャージングハンドルもアンビ化され、ロワーレシーバーと一体だったグリップはAR15系互換で交換可能なものとなり、ロワーレシーバーの交換によりグロック・P320それぞれのマガジンに対応する。 B&T社はAPCをアサルトライフル化し、マルチキャリバー展開を行っている。5.56mm×45弾仕様の「APC223/556」、.300BLK弾仕様の「APC300」、.308ウィンチェスター弾仕様の「APC308」がモデルアップされている。ライフル弾の使用にあたり作動方式をガスオペレーションへ変更を行っている。このガスオペレーションはサプレッサーに最適化しているといい、また多段階切替可能なガスレギュレーターも備えている。油圧バッファーやアンビ操作系統はサブマシンガンバリアントと同様に装備されており、ストックは共通化されている。アサルトライフルバリアントの独自仕様としては作動方式以外に2ステージトリガーが装備されている点が挙げられる。
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