スモーキン・エース / Smokin' Aces †
スモーキン・エース (原題 Smokin' Aces) †
2006年、アメリカ=フランス=イギリス合作映画
監督:ジョー・カーナハン
・ストーリー
ラスベガスを賑わす1人の男エース(ジェレミー・ピヴェン)。表向きは人気マジシャンだが、裏ではマフィア≪コーザ・ノストラ≫とのつながりを持つ人物だ。自分も組織の一員だと勘違いしマフィア紛いの悪事を繰り返していたが、裏切り行為にまで手を染め組織の内部抗争を引き起こしてしまう。
FBIの監視の目が組織に向けられたため、コーザ・ノストラのボス プリモ・スパラッザ(ジョセフ・ラスキン)は遂にエースの始末として依頼料100万ドルで殺し屋を雇う。だがその話を立ち聞きした組織の幹部が、100万ドルを横取りしようと画策する。ペアで行動する女殺し屋ジョージア(アリシア・キーズ)とシャリス(タラジ・P・ヘンソン)を雇い、スパラッザが雇った殺し屋より先にエースを誘拐して身代金をせしめようというのだ。
また100万ドルという魅力的な報奨金は、”エル・エストラゴ(破壊屋)”の異名を持つ傭兵パスクアール(ネスター・カーボネル)、ネオナチの殺戮マシーン・トレモア3兄弟(クリス・ペイン、ケビン・デュランド、モーリー・スターリング)、変装のプロ・スート(トミー・フラナガン)……といった他の殺し屋も呼び寄せてしまう。
渦中の人物であるエースはFBIと証言取引を行い、保釈中はネバダ州タホ湖・ノーマッドホテルのペントハウスで豪遊する始末。この後、自分を巡って壮絶な殺し合いが起きるとも知らずに。
標的は1人、殺し屋は7人、そしてマフィア壊滅のためにエースの証言を欲するFBIも入り混じって、凄まじい銃撃戦が繰り広げられるのだった―――。
・ストーリー
監督のカーナハンは『M:i:III』の監督指名を断り、本作の製作に取り組んだとのこと。
ちなみに劇場公開時には「暗殺者がいっぱい」という副題がつけられている(DVD版では外されているが……)。
スモーキン・エース2 (原題 Smokin' Aces 2: Assassins' Ball) †
2010年、カナダ・アメリカ映画
監督:P.J. ピース
・作品解説
劇場公開作品ではなくビデオリリースのみ。『1』との直接的な関連性は無いが、前作のキャラクター数名が登場する。時系列的には前作より若干過去のストーリーとなっている。