記憶を失った主人公ジェイソン・ボーンが自分自身が何者かを知るため、次々と襲い来る暗殺者に立ち向かうスパイアクション。原作はスリラー作家ロバート・ラドラムの「ジェイソン・ボーン3部作」(『暗殺者』、『殺戮のオデッセイ』、『最後の暗殺者』)。
『007』のように特殊ガジェットに頼らず、CGも使わない骨太のアクションが見所である。
2016年には、最新作『ジェイソン・ボーン』が公開された。
また、海外では『The Bourne Conspiracy』のタイトルでアクションゲームとして発売された。
・ストーリー
マルセイユ沖で一人の男性(マット・デイモン)が漁船に救助される。彼は記憶喪失状態で、なぜか背中に銃弾を受けていた。漁船の乗組員が傷の手当をしていると、でん部に何か埋め込まれているのを発見する。取り出してみたそれは、スイス・チューリッヒの銀行の口座番号が記された小型プロジェクター。
早速スイスのゲマインシャフト銀行に言ってみると、貸金庫を利用していることが判明する。中を開けるとジェイソン・ボーン名義の米国旅券をはじめとする複数の旅券と各国の紙幣、そして一挺の拳銃が入っていた―――
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ジェイソン・ボーン | シグザウエル P225 | スイスで警察官から強奪後、分解して捨てる |
シグザウエル SP2009 | 銀行の貸金庫に預けてあったもの | |
シグザウエル P229 | 領事館の警備員から強奪後、捨てる | |
水平二連式散弾銃 | イーモンの自宅にあったものを借用 教授との対決時に使用 | |
グロック 19 | レーザーサイト装着 ワムボージのボート潜入時に使用 | |
ワルサー P5 コンパクト | 教授が落としたものを拾う PT945との二挺拳銃時もあり トレッドストーンのアジトで1カットのみシルバースライド | |
タウルス PT945 | P5との二挺拳銃(逆手で握り、小指でトリガーを引く) アジトでコンクリンの部下から強奪 | |
アレクサンダー・コンクリン | CZ CZ83 | 終盤、トレッドストーンの隠れ家で使用 |
カステル | IMI ガリル MAR | アパート襲撃時に使用 |
タウルス PT945 | 箱の中に収納 | |
教授 | シグ SG550 | サプレッサー装着 スコープ装着 バイポッド装着 ストックの形状が若干違う |
ワルサー P5 コンパクト | サイドアーム 発砲無し | |
CZ CZ100 | 編集ミス*1 | |
マンハイム | ベレッタ 92FS | サプレッサー装着 |
シグザウエル SP2009 | ホテルの机に置いてある | |
ワムボージ | ベレッタ 92FS | − |
警察官 | シグザウエル P225 | ボーンに奪われる |
米国領事館警備員 | シグザウエル P229 | − |
米国領事館警備兵 | AR15A2 | ブッシュマスター社製の銃身を切り詰めたモデルも混在 |
IMI ガリル MAR | − | |
H&K MP5K | ||
コンクリンの部下 | タウルス PT945 | シルバーモデル サプレッサー装着 トレッドストーンのアジトで所持 |
シグ SG552 | ダットサイト装着 タクティカルライト装着 トレッドストーンのアジトで使用 |
・ストーリー
前作から2年後。インド、ゴアでボーンはマリー(フランカ・ポテンテ)との逃亡生活を続けていた。まだ完全に記憶を取り戻していないボーンであったが、彼女との生活は平和そのもの。
ところが謎の殺し屋キリル(カール・アーバン)の襲撃により、壮絶なチェイスが繰り広げられる。狙われているのはボーンであったが、キリルの放った銃弾によりマリーを失ってしまう。
その頃、ドイツ・ベルリンではCIAによる極秘捜査が行われていた。作戦は首尾よく成功するかと思われたが、突如殺し屋が取引現場を襲撃し、捜査官と取引相手を殺害する。現場からは極秘ファイルが盗まれ、犯行に使用されたC4爆弾からはボーンの指紋が検出された。
なぜ自分の命が狙われたのか、真相究明のためボーンは欧州へ渡ることを決意するのだった―――
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ジェイソン・ボーン | シグザウエル P225 | ネビンスから強奪 |
ベレッタ 92SB | SUBのダッシュボードから取り出す | |
ベレッタ 92FS | ゴアでの荷造り中に取り出す | |
ワルサー PP | アボットへ自決用として渡す | |
ブルパップ式のボルトアクションライフル | K&F KS IIに似せた架空プロップガン*2 サプレッサー装着 スコープ装着 バイポッド装着 バッグから取り出して、組み立てる | |
ワルサー P99 | 宣伝写真で所持 | |
ウォード・アボット | ワルサー PP | − |
キリル (FSB捜査官) | ワルサー P99 | QPQフィニッシュのステンレススライド 取引相手の暗殺時にはサプレッサー装着 |
ザウエル&ゾーン S202 | 木製ストック? スコープ装着 分解状態から組み立てる | |
ジャーダ | ベレッタ 92FS | 自宅の冷蔵庫に隠してある |
ジョン・ネビンス | シグザウエル P225 | − |
CIA捜査官 | グロック 17 | ジャーダの自宅前で所持 |
IMI マイクロウージー | ||
H&K MP5A3 | ||
SEK*3隊員 | グロック 17 | ブレッカーホテルで所持 |
H&K MP5A3 | ||
H&K MP5SD3 | ||
H&K SL8 | G36Eタイプのキャリングハンドル | |
ショットガン | 詳細モデル不明 ダットサイト装着 ドアブリーチ用マズルブレーキ | |
ロシア連邦捜査官 | AKS74 | ゲートの門番が所持 |
グロック 17 | グレツコフ逮捕時に所持 |
・ストーリー
記憶を奪われ、愛するものを失った男、ジェイソン・ボーン(マット・デイモン)。ネスキーを殺したのは自分だとその娘に伝えた後、モスクワ市警に追われながら夜のモスクワを疾走していた。腕の怪我を治療するため侵入した病院で、突如蘇る過去の記憶。記憶が消えたと同時に病院に現れた警官を倒した後、ボーンは記憶を求め再び歩みだす。
一方、CIAニューヨーク支部の幹部ノア・ヴォーゼン(デヴィッド・ストラザーン)は、国家脅威と見なしたボーンを抹殺する計画を練っていた。しかしかつてベルリンでボーン捜索の指揮を取っていたパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)は、何か秘密を握っているボーンが自分に接触を試みていると思い、ヴォーゼンの監視の目を潜りながらボーンからの連絡を待つ。
自分がいったい誰なのか、捜索中に浮かび上がった “ブラックブライアー計画” が何なのかを探るため、ボーンは組織に最後通牒 “アルティメイタム” を叩きつける―――
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ジェイソン・ボーン | シグザウエル SP2022 | モスクワで警察官から奪取 トレッドストーン研究施設で使用 |
グロック 17 | CIA捜査官から奪取 立体駐車場で使用 トレッドストーン研究施設で使用*4 | |
ベレッタ 92FS | タンジール警官から奪取 | |
パメラ・ランディ | グロック 17 | − |
ノア・ヴォーゼン | グロック 17 | − |
パズ | シグ SG552 | サプレッサー装着 スコープ装着 ポータブルスタンドに固定 |
シグザウエル P229 | サプレッサー装着 ニューヨークでのチェイス時に使用 | |
ベレッタ 92SB | 終盤の研究所で使用 | |
デッシュ | H&K USP コンパクト | サプレッサー装着 |
ニール・ダニエルズ | シグザウエル SP2022 | − |
ニューヨーク市の警警官 | グロック 19 | − |
モスクワ市の警警官 | シグザウエル SP2022 | − |
タンジール市の警警官 | ベレッタ 92FS | − |
CIA捜査官 | グロック 17 | ニューヨークで所持 |
グロック 19 | ロンドンとマドリードで所持 | |
ベレッタ 92FS | ウォータールー駅で所持 | |
シグザウエル SP2022 | ビデオモニター装着 ダニエルズのオフィスで使用 |
・ストーリー
アラスカ州のCIA訓練地で一人の男が酷寒の雪山で訓練を積んでいた。強靭な肉体を持つその男、アーロン・クロス(ジェレミー・レナー)はCIAによる人格・肉体改造計画「アウトカム計画」によって造られた“最高傑作”。
アメリカのCIA本部では、ボーンとCIA内部調査局のパメラ・ランディ(ジョアン・アレン)の告発によって「トレッドストーン計画」及び更なる計画が明るみにでることを恐れていた。「トレッドストーン計画」も「ブラックブライアー計画」も、国家の巨大な陰謀の氷山の一角に過ぎず、更なる極秘プログラムである「アウトカム計画」が遂行されていたからだ。
事を重んじた国家調査研究所のリック・バイヤー(エドワード・ノートン)は機密漏洩によってCIA長官エズラ・クレイマー(スコット・グレン)そして国家が危機に陥ることを慮り、証拠隠滅のために全プログラムの抹消を命じる―――
・作品解説
元々はシリーズの4作目として企画が進んでいたが、ポール・グリーングラス監督とマット・デイモンの降板に伴い、内容を改めスピンオフ作品として製作された。
『ハート・ロッカー』や『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で知られるジェレミー・レナーが、本作オリジナルのキャラクターを演じている。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
アーロン・クロス | ネメシスアームズ ヴァンクイッシュ | 連射する場面がある |
ワルサー P99 | シルバースライド “狼”用としてアウトカム#03から渡される | |
シグザウエル P229 | 捜査官から奪取 | |
グロック 19 | ||
S&M M10 | 警備員から奪取 | |
ベレッタ 92FS | マニラ市警から奪取 発砲後投棄 | |
マルタ・シェアリング | S&W M60 | 自宅に置いてある私物 |
グロック 19 | アーロンから渡される | |
LARX.03 | H&K USP コンパクト | マニラで使用 |
ベレッタ 8000L | カットによって上記のUSPコンパクトと入れ替わる。 | |
アウトカム#03 | レミントン M700 | 木製モデル スコープ装着 |
ワルサー P99 | “狼”用としてアーロンに渡す | |
ドナルド・フォイト | H&K USP コンパクト | 研究室で使用 |
マニラ市の警警官 | ベレッタ 92FS | − |
マニラ市警の特殊部隊 | コルト M4A1 | − |
CIA捜査官 | H&K MP5K-PDW | シェアリング宅で使用 |
シグザウエル P229 | サイドアーム 発砲なし | |
S&W M60 | シェアリングのもの | |
グロック 19 | − | |
ステリシン・モルランタ社警備員 | S&M M10 | − |
・作品解説
ポール・グリーングラスとマット・デイモンの両名が9年ぶりに復帰して製作された最新作。時系列としては『ボーン・アルティメイタム』の続編に該当する。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ジェイソン・ボーン | H&K USP | ギリシャ・アテネでCIA工作員から強奪 |
B&T GL-06 | アテネ市警のバイク内から借用 | |
シグザウエル P229 | リヴィエラホテルでCIA工作員から強奪 宣伝写真ではP229R | |
レミントン M870 | ラスベガスでのチェイス時に使用 | |
水平二連式散弾銃 | 『ボーン・アイデンティティー』の回想シーンで使用 | |
ブルパップ式のボルトアクションライフル | K&F KS IIに似せた架空プロップガン 『ボーン・スプレマシー』の回想シーンで使用 | |
グロック 17 | 『ボーン・アルティメイタム』の回想シーンで使用 | |
ヘザー・リー | シグザウエル P229 | − |
作戦員(アセット) | H&K USP | − |
FN SCAR-L | サプレッサー装着 スコープ装着 バイポッド装着 | |
M4A1 | ラスベガスでSWATのトラック内から借用 | |
ロバート・デューイ | シグザウエル P229 | リヴィエラホテルで使用 |
クレイグ・ジェファーズ | ピストル | 詳細モデル不明 リヴィエラホテルで使用 |
ニコレット・“ニッキー”・パーソンズ | ワルサー PPK | アイスランドで使用 |
CIAの工作員 | H&K USP | ギリシャ・アテネで使用 |
シグザウエル P229 | − | |
ラスベガス市警のSWAT | M4A1 | リヴィエラホテルで使用 |
・作品解説
映画と同様、ジェイソン・ボーンの活躍を描いたサードパーソン型アクションゲーム。ゲームとなっても、映画での雰囲気を損なわないような作り方がなされている。素手での格闘や銃撃戦、カーチェイスなどボーンシリーズらしいシーンが盛り込まれている。
海外では発売中、国内ではスパイクから発売される予定だったが、諸事情により発売中止になった。
使用者 | 銃器名 | 備考 |
ジェイソン・ボーン | シグザウエル P226? | シルバーモデル サプレッサー装着時あり |
シグ SG552 | ダットサイト装着 | |
マシンピストル | フルオート 架空銃 なぜか側面にP7の刻印がレタリングされている | |
短機関銃 | 架空銃 SG552のパーツが流用されている | |
レミントン M870MCS | 大型リアサイト装着 通常モデルもあり | |
中折れ式ショットガン | イーモンの銃 雪山ステージで使用 | |
イジェマッシ サイガ12 | − | |
シグ SG550 | スコープ装着 バイポッド装着 狙撃イベントで使用 | |
USSR AK47 | 最終ステージで使用 | |
オコナー | シグ SG552 | 最初のステージで使用 ダットサイト装着 |
カステル | シグ SG552 | デモシーンで使用 ダットサイト装着 |
教授 | シグ SG550 | スコープ装着 バイポッド装着 雪山ステージで使用 |
マンハイム | シグザウエル P226? | サプレッサー装着 デモシーンで使用 |
シグ SG552 | ダットサイト装着 最終ステージで使用 | |
その他敵キャラ | シグザウエル P226? | サプレッサー装着もあり |
マシンピストル | フルオート 架空銃 なぜか側面にP7の刻印がレタリングされている | |
短機関銃 | 架空銃 SG552のパーツが流用されている | |
レミントン M870MCS | 大型リアサイト装着 通常モデルもあり | |
イジェマッシ サイガ12 | − | |
シグ SG550 | スコープ装着 バイポッド装着 狙撃イベントで使用 | |
USSR AK47 | 最終ステージで使用 |
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