ワルサー WA2000 / Walther WA2000 【自動小銃(狙撃銃)】 †![]()
ドイツのワルサー社が、1970年代から80年代にかけて警察機関向けに開発したセミオート狙撃銃。当時としては珍しかったブルパップ式で、H&K社のPSG1と同じくミュンヘンオリンピック事件を開発の発端とするライフルである。 ブルパップ方式に加え、表面のフルート(溝)によって表面積を増やし放熱効率を上げたフルーテッドバレルや、バレルと平行に上下2本のレールを設けてそこにハンドガードや吊り下げ型のバイポッドを取り付け、バレルへの干渉を最小限にするなど、数々の独特なアイデアが採用されている。 前期型と後期型があり、前期型ではベントの無い筒形の純然たるフラッシュハイダーとなっていたが、後期型ではベントを設けた、一般的なバードケージ形状のフラッシュハイダー兼コンペンセイターになっている。後期型ではエルゴノミクスグリップや、バットストックを引き付けるためにサポートハンドで保持するストックエンドの他、精度を向上する為の機関部の変更もあったとされる。なお画像は後期型である。
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