バイナリー ドメイン / BINARY DOMAIN †
2012年
発売元:セガ
プラットフォーム:プレイステーション3/Xbox 360
2080年 東京 『究極の人類』が完成した日…
・ストーリー
地球温暖化に伴う海面上昇から逃れるべく、全世界で上層都市の建設が始まったのをきっかけに、ロボット産業が飛躍的に発展していた一方、貧困層の人々は、水没しつつある下層都市に取り残され、超格差社会が生まれていた。
西暦2080年、国際条約で禁止された、自らを人間と思い込む人近似ロボット:『ホロウチルドレン』の存在が明るみとなり、日本の大手ロボットメーカー:『AMADA社』の創設者で、権威的なロボット科学者でもある天田洋二に、ホロウチルドレンを開発した容疑が掛けられることとなった。
彼の身柄を拘束、逮捕すべく、国連機関:『IRTA(国際ロボット技術機構)』は、潜入査察を目的とした多国籍の特殊部隊:『ラストクルー』を日本に派遣、隊員のひとりで『生還者(サバイバー)』の異名を持つダン・マーシャルも、これに参加する。
ラストクルーは、日本政府の内務省 治安維持部隊の戦闘ロボットによる激しい抵抗を受けながらも、東京の上層都市へと進んでいくが、その先には、『人類存亡の危機』が待ち構えていた。
・作品解説
『龍が如く』スタッフ完全新作の、『命』をテーマとしたドラマティックアクション、カバーアクションベースのTPS。
敵である日本の治安部隊のロボットには、『部位破壊』の概念があり、頭部を破壊すれば暴走して同士討ちを誘発させられる、脚部を破壊すれば這って移動する等、行動パターンを変えてくるので、戦況によってどの部位を破壊するかを瞬時に判断して攻略する必要性も大きい。
また、主人公の行動によって変動する仲間の『信頼度』も攻略上重要で、誤射しない、味方を助ける、戦闘で活躍する等で上げていくことにより、キャラクターへの指示を交えてスムーズに戦うことが出来る。音声認識も実装しており、ヘッドセットやマイクを利用して、プレイヤー自身が直接声を出して指示することも可能である。
本編のキャラクター †
マルチプレイのキャラクター †
・作品解説
東京では、見棄てられてスラム化した下層都市を拠点に、上層都市建設を強行した政府に反対する『自由の戦士たち』(レジスタンス)と、ゲリラ活動の根絶を目的として編制された『国内治安管理師団』(政府軍)との戦闘が繰り広げられている、というのがマルチプレイのストーリー設定である。
ちなみに、『龍が如く』のキャラクターはDLCである。