フランキ スパス15 / Franchi SPAS 15 【散弾銃】 †
全長(伸長時) | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造 |
750(1001)mm | 3.90kg | 12ゲージ | 6 | イタリア |
スパス12の後継となるべく、1986年に開発された散弾銃。
スパス12同様にセミオートとポンプアクションの切り替え機能は健在。切り替えボタンはフォアエンドの上側に移動している。
また、従来の固定チューブラーマガジンから、シングルカラムの着脱式ボックスマガジンへ変更され、手早くフル装弾が行えるようになった。マガジンには弾種の切り替えを容易にするため、スパスシリーズ用に開発された通常弾(赤)と低致死性弾(緑)を装填して使い分けるための赤・緑のマーキングが施されたモデルも用意されていた。*1
重量を抑えるためか、レシーバーにはアルミ合金を、マガジン材質にはプラスチックが採用されている。
上部キャリングハンドルにはマウントレールを搭載し、各種アクセサリーを搭載可能になっている。
銃身先端にはネジを切ってあり、散弾の散開をさまざまに変えられるホリゾンタル・バーチカル・ディバーターというアタッチメントをつけられるようになった。
開発当初は固定ストックだったが、後に折りたたみ式に変更され、スケルトンストックを備えるモデルも追加された。
セイフティは通常のものの他、グリップセイフティも配置されている。
イタリア軍やセルビア軍、アルゼンチン、ブラジル警察等に採用されている。
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