USSR シモノフSKS / СССР Симонов (СКС) 【自動小銃】 †![]()
セルゲイ・G・シモノフ技師が設計し、1945年にソ連軍に制式採用された自動小銃。SKSとは「Самозарядный карабин системы Симонова;Samozaryadniy Karabin Simonova Obrazets(シモノフ半自動短小銃)」の略。 弾倉は固定式の10連発で、クリップで装填する。セミオート射撃のみが可能でバレル下部には折り畳み式の銃剣を備える。 本国ソ連では重用されなかったものの、他の旧共産圏ではAK47よりも更にシンプルな設計で、生産性が高かったことから過渡期には重用された。ベトナム戦争においても多くのSKSが北ベトナム軍によって使用された。現在のロシア陸軍でも主に儀礼用として少数が現役で、民間狩猟用として一部工場では現在も製造されている。 アメリカでは、安価な7.62mm×39弾が使えて、セミオートで銃自体も安価*1なこと、着剣が可能なことなどから、農園などのホームディフェンス・害獣駆除用途で人気が高い。TAPCO社からはSKSの近代化改修キットとして、マウントレールやM4タイプのテレスコピック・バットストックを備えたシンセティックストックシステムがリリースされている。本格的な現用歩兵銃然とした外観、アップグレードとしては手ごろな価格*2で、人気は高い様子。2011年に発売された『バトルフィールド 3』に登場するSKSはこのTAPCOモデルを採用している。また、SKSをAK47用の着脱式マガジンに換装可能な、民生アフターマーケットパーツも登場している。 なお、派生型は以下の通り。
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