USSR シモノフSKS / СССР Симонов (СКС) 【自動小銃】

シモノフ SKS カービン
モデル全長重量口径装弾数連射速度発射形式製造国
SKS1020mm3,900g7.62mm×3910Sソビエト連邦
63式自動歩槍1025mm3,870g7.62mm×3920/30750発/分S/F中国

 セルゲイ・G・シモノフ技師が設計し、1945年にソ連軍に制式採用された自動小銃。SKSとは「Самозарядный карабин системы Симонова;Samozaryadniy Karabin Simonova Obrazets(シモノフ半自動短小銃)」の略。
 ソ連は第二次世界大戦でモシンナガンを使用していたが、7.62mm×54R弾を使用することから長銃身になり取り回しが悪く、ボルトアクション式で速射能力にも乏しかった為、戦後の歩兵銃として自動式のカービンの開発を戦中から進めていた。制式化にあたり複数のモデルが並行して開発されていたが、その内の1つがPTRS1941をスケールダウンする形で開発された本銃である。

 弾倉は固定式の10連発で、クリップで装填する。セミオート射撃のみが可能でバレル下部には折り畳み式の銃剣を備える。
 全体のレイアウトやクリップ装填が可能なこと、比較的長いバレル長、フルオート機能がないなど、後に「突撃銃」として分類される競合候補AK47に比べて従来的な操作性であり、訓練や射程の面で有利であると考えられた。しかし実地試験ではAK47も十分に操作の習熟は容易で、射程も十分であった事から、SKSはソビエト連邦では砲兵や兵科用として回されるにとどまり、大量生産には至らなかった。

 本国ソ連では重用されなかったものの、他の旧共産圏ではAK47よりも更にシンプルな設計で、生産性が高かったことから過渡期には重用された。ベトナム戦争においても多くのSKSが北ベトナム軍によって使用された。現在のロシア陸軍でも主に儀礼用として少数が現役で、民間狩猟用として一部工場では現在も製造されている。
 
 アメリカでは、安価な7.62mm×39弾が使えて、セミオートで銃自体も安価*1なこと、着剣が可能なことなどから、農園などのホームディフェンス・害獣駆除用途で人気が高い。TAPCO社からはSKSの近代化改修キットとして、マウントレールM4タイプテレスコピック・バットストックを備えたシンセティックストックシステムがリリースされている。本格的な現用歩兵銃然とした外観、アップグレードとしては手ごろな価格*2で、人気は高い様子。2011年に発売されたバトルフィールド 3に登場するSKSはこのTAPCOモデルを採用している。また、SKSをAK47用の着脱式マガジンに換装可能な、民生アフターマーケットパーツも登場している。

 なお、派生型は以下の通り。

モデル特徴
56式半自動歩槍中国で生産されたSKS
63式自動歩槍56式半自動歩槍をベースにAK系統のシステムを組み入れた突撃銃タイプ。20連の着脱式マガジンを採用
ボルトストップ機能を排除することで30連発のAK用マガジンも使用可能
63式騎槍北朝鮮で生産されたSKS
M59ユーゴスラビアで生産されたSKS
M59/66M59を1966年に改良したもの
Karabiner-S旧東ドイツで生産されたSKS
 
登場作品ジャンル使用者備考
Alliance of Valiant Arms項目参照
Insurgency項目参照
LOST項目参照
アームズラリーアニメアイヌモシリ共和国兵30連発弾倉
アヴァロン 灰色の貴婦人項目参照
亜人項目参照
うぽって!!項目参照
ウルフ・オブ・ウォー項目参照
キャット・シット・ワン項目参照
キル・ゼム・オール 復讐請負人小説海賊
ゴーストリコン2項目参照
コンビニDMZ項目参照
ザ・ユニット 米軍極秘部隊項目参照
ステルス項目参照
砂ぼうず項目参照
スリー・キングス項目参照
戦火の中へ項目参照
戦場からの脱出項目参照
ソルジャーズ・アイランド項目参照
ソードアート・オンライン項目参照
ティアーズ・オブ・ザ・サン項目参照
トレマーズ項目参照
トロピック・サンダー/史上最低の作戦項目参照
バトルフィールド 3項目参照
バトルフィールド 4項目参照
バトルフィールド ベトナム項目参照
ハムナプトラシリーズ項目参照
プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ項目参照
ポリス・ストーリー3項目参照
マッドマックス 怒りのデス・ロード項目参照
ミッション:インポッシブル項目参照
山猫は眠らない3項目参照
ランボー3 怒りのアフガン項目参照
レッドブル項目参照
ロボコップ項目参照
ワンスアンドフォーエバー項目参照

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最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 横からだが、それってノリンコ63(68)式系のボルトストップ機能付きマガジンなんじゃねえの?アメリカでもコピー生産されてるBHOタイプの奴。 -- 2015-06-09 (火) 18:48:52
  • 参考までに ttps://www.youtube.com/watch?v=DxJA1yhMv1w 動画でもTAPCOと明言されていますし、私自身もそう判別しました。銃剣の形からすると、56式の可能性がありますが、ホールドオープンしている時点で、AKの弾倉をそのまま使用できるSKS-Dではないので、SKSと見なしても問題ないかと。また、↑3の方は撃ち切ってからのボルトストップにしか触れていませんが、hicock氏の動画を見るにやはりレバーを引いてボルトを開いた状態にしているのですが、その時に機関部に指を突っ込んでいるので、ホールドオープンを維持させる部品、つまり拳銃で言うスライドストップのような物があるのではと予測したのですが…… -- 2015-06-09 (火) 18:58:29
  • 横からだがの奴だが、純正sksにはスライドストップ様な部品は確かにある。但し、機関部に手突っ込んで操作するのは可能であるが本来の操作方法ではない。あとtapcoマガジンはsks純正と造りは違えど同様なボルトストップ用の突起があるね。 -- 2015-06-10 (水) 00:44:48
  • ↑できれば、ご存じであるならばホールドオープンの流れについて、撃ち切った後、ボルトを後退状態にさせる部分と、維持するのはそれぞれどの部分がどう噛むのか具体的に教えていただけませんか? あるいはサイトなどを紹介していただけるとありがたいのですが。 -- 2015-06-10 (水) 03:50:47
  • 「SKS Hold open latch」とかで検索すれば出るよ。ttp://sailorcurt.com/2007/05/sks-bolt-hold-open.html/ だとか。 -- 2015-06-11 (木) 20:34:43
  • ↑ありがとうございます。 -- 2015-06-11 (木) 21:19:00
  • 現在も中国で民間向けに生産されているみたいですね。SKS-M、SKS-Dとあり、Dの方はほぼ軍用品そのままで銃剣が付いたままの物も多く、Mの方は最初から取り外されて、バヨネットラグの分を切りつめたのか銃身が短くなってますね。また、Mは銃床がモンテカルロ式か、サムホールストックとなっているようです。一時期の銃規制に対応する形かも知れません。ちなみに、どちらもボルトを後退位置で固定できないようで、そのままAKの弾倉を使用するようです。 -- 2016-01-20 (水) 14:01:18
  • 儀礼銃のページ作るべきですかね?
    情報結構出てくると思うんですけど -- 2016-08-25 (木) 19:41:41
  • サイト趣旨的には作っても良いと思うよ。あるいは情報が一定量集まるまで制式装備一覧のページでやってみるとか。 -- 2016-08-25 (木) 20:38:14
  • PUBGでも本文にある近代改修されたSKS使えるけど・・・色とかかっけーな -- 2017-09-08 (金) 13:33:03
お名前:


*1 2012年現在350〜550ドル程度。AR15・AK47は共に最低でも600ドル以上である
*2 85ドル

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Last-modified: 2017-08-14 (月) 12:47:12 (123d)