ぴことぴけ / PICO & PIKE
2008〜2009年、月刊コミックガム掲載
著:中島 零
・ストーリー
警察官だった両親に憧れて、同じ職業で働くことを夢見てきた鏑木璃子。数年後、無事に警察学校を卒業し、地元の長府警察署勤務が決まって期待に胸を躍らせていた彼女だが、初出勤で交通事故に遭ってしまう。生死の境をさ迷うほどの重傷だったが、懸命の手術により一命を取り留めることに成功。
しかし、こん睡状態から目覚めた彼女が目にしたのは、元の体とは似ても似つかないサイボーグとなった自身の姿であった。その後、手術を担当した新三ツ崎重工の宇駕神課長から「瀕死状態で一刻を争う事態だったため、延命措置としてヒューマノイド型ロボットに脳を移植した」という驚愕の事実を知らされる。皮肉なことに、勤務するはずだった長府署では、初のロボット警官の配備を予定しているという。
最初こそ悲観していた璃子だったが、相棒のぴけ(こちらは純粋なロボット)の存在や、サイボーグ特有の身体能力の高さを身をもって知ることにより、この力を社会のために役立てようと考えを改めるようになる。かくして2体のロボット警官*1による、どたばたポリスアクションが始まるのだった―――
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